【DTM】ミックスが格段に良くなる・おすすめプラグイン9選

【DTM】ミックスが格段に良くなる・おすすめプラグイン9選

最終更新日:2024/05/19

まず必携なのは、EQ | Fabfilter ProQ3

ミックスを本格的に始める時に、まず最初に導入したいのがリニアフェーズモードを搭載した扱いやすいEQ(イコライザー)プラグイン。

中でもおすすめなのがFabfilter ProQ3です。

ProQ3はEQとしての使いやすさや機能はもちろん、

  • ミックスで一番難しいポイントである「どこ削ったらいいか」が一目瞭然になるスペクトラム・グラブ機能や
  • 他のトラックと重なった音域を教えてくれるコリジョンディテクション機能

など、ミックスの基本的な部分を支えてくれる強力な機能を搭載。

ミックス用にいろんな機能のプラグインが販売されており、どれが必要か悩んでしまいますが、①EQによる音域整理②コンプで適切な圧縮③空間系で馴染ませと前後の位置調整、という基本的な作業を抑えることがまず重要。

そういった意味でも、まずはProQ3のようなEQをしっかり使い込んでおくのが◎

プロの現場でも使用される非常に優秀なおすすめEQです。

FabFilter Pro-Q 3の詳細はこちら

高品質な2種類のコンプで、ミックス品質を上げよう

コンプレッサーと聞くと、なんだか難しいイメージを持っている方も多いと思います。実際にはコンプの使い分けは2つのポイントでOKです。

トラック毎に適切なコンプを使って音を圧縮することで、環境に左右されにくく細部まできちんと聞こえるミックスが可能になります。

アグレッシブなトラックにはFET | Pulsar 1178

スネアやハイハット、カッティングのギターなど音の立ち上がりが速いトラックや、パワフルに仕上げたいボーカルなどにはFET系コンプがおすすめです。

中でもおすすめなのが、Pulsar 1178というフランスのPulsar Audioというブランドのプラグインです。

FETコンプで有名な1176系よりもクリーンなサウンドな上、Pulsar 1178の上半分に搭載されたメーターで圧縮しすぎを視覚的に把握することが可能。コンプの扱いに慣れない初心者の方も適切な圧縮に仕上げやすくなっています。

また右側のSaturationボタンは真空管やテープなどのアナログ的な歪みを付加する機能。ボーカルや様々なトラックに温かみと質感をプラスできる、コンプの枠にとどまらないおすすめプラグインです。

Pulsar 1178の詳細はこちら

柔らかいトラックにはOPT | UAD Teletronix LA-2A Leveler Collection

OPT系の中でも透明感のあるLA-2Aというモデルを再現したUADのTeletronix LA-2A Leveler Collection。1つのプラグインに3つのモデルが入ったセットです。

LA-2A Levelerは2つのつまみだけを変えて圧縮する仕組みで、3つのモデルにはそれぞれ固有のアタックタイムとリリースタイムがあります。

万能で使いやすく立体感や奥行きを強調できるSilver(一番上)、Gray(真ん中)はギターなどに、Original(一番下)は、遅いレスポンスがボーカルと相性の良く独特のまろやかなサウンドに仕上げます。

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個人的には、Pulsar 1178LA-2A Leveler、時々UADのFET系・1176 Classic Limiter Collectionで、圧縮の目的でのコンプは完結。

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中でも今ご紹介したTeletronix LA-2A Leveler Collectionは使わないミックスはないというくらいおすすめのプラグインです。

Teletronix LA-2A Leveler Collectionの詳細はこちら

なじませ用の空間系、はじめてには複数モデル搭載がおすすめ

AI搭載でスッキリしたリバーブのミックスを実現 | NeoVerb

iZotopeのNeoverbは、AIを搭載したリバーブプラグイン。

滑らかでリッチな響きのPlateリバーブや、オーガニック感のあるM.chamberなど、ボーカルからそのほか様々な楽器まで使えるリバーブを搭載

壁の反響、中くらいの空間、広い空間の3種類のリバーブを混ぜ合わせることで、トラックに最適なリバーブを直感的に作ることができます。

またAI機能を使うと、イメージにあったリバーブの設定はもちろん。リバーブをかける前の音と残響から不要な音域をEQで削ったり、他のトラックと干渉している周波数帯を教えてくれます。

この辺りの意外と手間のかかる部分を一発で処理してくれるので、ミックス初心者はもちろんプロにもおすすめのプラグインです。

Neoverbの詳細はこちら

30種類のディレイを搭載したモンスター | Soundtoys EchoBoy

これ1つあれば他のディレイが不要になるプラグインが、Soundtoys EchoBoyです。

EchoBoyは、Dirty ProjectorsのミックスエンジニアであるDavid Tolomeiも愛用しているプロ御用達のディレイプラグイン

EchoPlex、Space Echo、Memory Man、DM-2、など数々の超人気ヴィンテージディレイがこの1つに収録されているのでコスパも最強

ヴィンテージ特有のざらついた質感のあるエコーから、ピュアなデジタルエコー、テレフォンなどの変わり種までミックスのアイディアを広げてくれるおすすめプラグインです。

EchoBoyの詳細はこちら

低音域や、抜けないボーカルミックスの救世主 | FUSER

キックとベース、ボーカルとギターなど、似ている音域同士のミックスをスッキリ仕上げるチートプラグインがMastering The Mix FUSER

先ほど紹介したFabfilter ProQ3があれば重なっている音域が検知できるので、FUSERはなくてもOKですが、特に低音域やボーカルが抜けずに悩んでいる方は導入を検討するのもおすすめなプラグインです。

FUSERは重なっている音域を分析するだけでなく、重なったタイミングで必要な量だけ自動で抑えてくれます。

さらに初心者には難しいMidSideを使ったダッキングも自動なので、明瞭なミックスが一発でできる優れものです。気になる方はぜひ一度試してみてください。

FUSERの詳細はこちら

ボーカルやローエンドに厚みを出すなら、テープサチュレーター | UAD Studer A800 Tape Recorder

サチュレーターとは、アナログ的な微量の歪みを付加することでトラックに温かみを出したり、DTM特有の物足りない感じを埋めてくれるプラグインのことです。

初めてならテープ系のプラグインが万能で使いやすくておすすめ。

UAD Studer A800 Tape Recorderは、4種類のテープや3種類の再生速度を搭載したサチュレーターです。

ミックス時のキックやベースのローエンドを温かく厚みを出したり、マスタートラックを自然にまとめることも可能

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HP/LPフィルターでスネアを甘くこもったテープサウンドにしたり、過度にInputを大きくしてアナログ系の歪みとして使うのも◎

Studer A800は、上品で自然に仕上がるのでミックス用途には最適。筆者が初めて買ったテープ系サチュレーターで、現在まで使っているおすすめプラグインです。

Studer A800 Tape Recorderの詳細はこちら

「ミックスしたのにトラックがバラバラ」を解決するバスコンプ | Shadow hills

「せっかくミックスしてみたけど、なんかトラックがバラバラ」を解決するのが通称バスコンプ(グルーコンプ)と呼ばれるコンプレッサーです。

今回は、Radioheadのエンジニアもオリジナル機材を使っているという、Shadow Hills Mastering Compressor Class Aを紹介します。

Shadow Hills Class Aはトラック同士のまとまりはもちろん、厚みと奥行き、さらには空気感も強調することができます。

全てのトラックが集まったマスターバス、ドラムを集めたドラムバス、同じ要領でギターバスやボーカルバスに使ってまとまりを出すことで最終的な仕上がりがプロサウンドに近づきます。

Shadow Hills Class Aは、一見複雑そうに見えますが、左右を連動させて一度使ってみると普通のコンプとあまり違いはありません。

OPTとVCAの2種類のコンプや、透明感ある仕上がりアナログ的な仕上がりなど3種類から選択可能。よりまろやかに仕上げたい場合にはMu、よりソリッドに仕上げるならSSL Native Bus Compressor 2など、バスコンプも様々。

気になる方は、ぜひこの機会に色々と試してみてください。

Shadow Hills Mastering Compressor Class Aの詳細はこちら

キンキンとした不要な音域をサクッと除去 | Deres

ミックスしている時に現れるキンキンとした音を簡単に抑えられるのが、2024年4月に発売されたばかりの新プラグイン・W. A. Production Deresです。

Padやピアノ、時にはボーカルなど音が複雑に絡み合うトラックでは、高音域に音が集中するスポットが現れます。最初に紹介したFabfilter ProQ3でもこのスポットを削ることは可能です。

Deresを使うメリットは、実際に音をチェックしながら不要な音域を削除し、減ったパワーをExiterで補完できる点。

さらに1つの不要な音域を設定したら、そのオクターブ音をまとめて除去できるのはかなり便利です。コスパもかなり良いので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

Deresの詳細はこちら

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