【セール中】憧れのモジュラーシンセは、プラグインから始めよう。おすすめのVoltage Modular Core + Electro Drumsをレビュー

【セール中】憧れのモジュラーシンセは、プラグインから始めよう。おすすめのVoltage Modular Core + Electro Drumsをレビュー

最終更新日:2024/01/20

コスパ最強・Voltage Modular Core + Electro Drumsとは?

バーチャルモジュラーシンセはVoltage Modular Coreで間違いなし

Voltage Modular Core + Electro Drums は、Cherry Audioによって開発されたバーチャルモジュラーシンセサイザーのプラグイン。

「モジュラーシンセをプラグインで使うならVoltage Modular Core一択」といっても良いくらい人気なバーチャルモジュラーシンセ

Voltage Modular Core + Electro Drums は、実機のモジュラーシンセの1パーツを買うくらいの値段でゲットできるので、とにかくこれから始めたいという方におすすめです!

Voltage Modular Core + Electro Drumsの詳細はこちら

Voltage Modular Core + Electro Drumsに含まれるモジュール

Voltage Modular Core + Electro Drumsは、Cherry Audioの2つのパッケージがセットになったお得なバンドル。モジュラーシンセシスの基本ツールが一式含まれています。

2つのパッケージは下記の通り。

  • Voltage Modular Core Package:シンセ+基本モジュールが105 モジュール
  • Misfit Audio Electro Drums Package:808/909などの15モジュール

パッケージには、これからモジュラーシンセを始めるのに必要なモジュールがすべて含まれています。

  • 多種多様なオシレーター / フィルター / エンベロープジェネレーター / アンプ / アルペジエーター / シーケンサー / ミキサー / 強力なエフェクト / サンプラー / ポリフォニックモジュール / ビンテージオシレーターとフィルター / ドラムシーケンサー / 電子ドラムとパーカッションモジュール / Super Oscillator / Super LFO / Super Envelope Generatorモジュール

など、100以上のモジュール、600以上のプリセット

購入した瞬間からモジュラーシンセ沼にしっかりハマることができます。

もちろん追加で購入できるモジュールもありますが、初めてのモジュラーシンセならVoltage Modular Core + Electro Drumsの初期モジュールで十分以上です!


Voltage Modular Core + Electro Drumsのダウンロードはこちら

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実際に使ってみたサンプル音源&レビュー!

無限にアンビエントが生成され続けるパッチを作る

今回作りたかったのは、キーボードなどを一切押さずにオシレーターだけで発声し続けるパッチ。

1分程度なので、まずは聴いてみてください。

いかがでしょうか?

一見複雑そうに見えますが、実際には1つ作ったシステムをコピーして浮遊感を出しているだけで、基本をマスターすれば1時間もかからずにこういったパッチを制作することができます。

特に作り方などは載せていないですが、説明が必要な場合には遠慮なく動画のコメント欄から教えてください。

操作性は全然問題ない、むしろプラグインにしかできないことがある。

使ってみてまず驚いたのは、Voltage Modular Core + Electro Drums快適な操作性。

「プラグインだとパッチを繋ぐのが1回でできなかったり、つまみを回すのもやりにくいだろう」

と正直覚悟していましたが、今回1曲作る間にそういった不快感はありませんでした。

プラグインのメリット①無限にモジュールを複製できる

クラフトワークの可愛いモジュールもVoltage Modular Core + Electro Drumsに含まれています。どんなモジュールかは使ってからのお楽しみ。

実機のモジュラーシンセだと、同じモジュールを使いたい場合いくつも買わないといけないですが、Voltage Modular Core + Electro Drumsなら無限に複製できます。DAWベースで考えると当然ですが、ハードと比べると相当なアドバンテージがありますね。

プラグインのメリット②ジャックも無限に増やせる

シールドを繋ぐとき、Voltage Modular Core + Electro Drumsならジャックの数を無限に増やすことができます。ハードのモジュラーシンセなら信号を分岐するためのパッチがまた必要になるところですが、これもかなり便利なプラグインならではの機能です。

プラグインのメリット③パッチを保存しておける

これも一度使ってみないと気づかないかもしれませんが、実機だと常に1つの設定しかできず、他のプロジェクトをしたり設定を再現したりすることがかなり難しいです。Voltage Modular Core + Electro Drumsなら、パッチを保存したり前の動作にアンドゥしたりできて非常に便利。

プラグインのメリット④場所を取らない・掃除が不要・電気代も安い

パッチ代もばかにならず、断線した場合にどれが切れているか探すのも一苦労。

ハードのモジュラーシンセを持っている人にしかわかりませんが、とにかく配線がすごいので埃が溜まります。これが何気にめんどくさかったりします。プラグインだと掃除は不要なので良いですね。

ヴィンテージオシレーターやクオンタイザーも入っている

Voltage Modular Core + Electro Drumsには、ヴィンテージのオシレーターやクオンタイザーなど120個(今見たら127個ありました)のモジュラーシンセが含まれているため、作りたい音はたいてい作ることができます

先程のサンプル音源も、サンプル&ホールド(通称S&H)を使ってホワイトノイズから切り取った一瞬を音程に変換。さらにクオンタイザーに入れることでキーの中で限定して発声するパッチを作っています。

今回のデモでは使いませんでしたが、もちろんMIDIを使ったりプロジェクトのテンポと同期させることも可能。DAW内で使う際もしっかり普段使いできるVoltage Modular Core + Electro Drums

ドラムがめちゃくちゃ良い音

さすがは人気のバンドルだけあって、Misfit Audio Electro Drums Packageのドラムの音が最高です。

キックは909と808、残りのドラムマシンパーツは808サウンドで構成。アクセントインのジャックもあるのでリズムに変化を付けたりノリを作るのに◎

基準のクロック音をClock Dividerに入れて10と7でそれぞれ割ったものを808リムのトリガーとすることで、より”ランダム感”のあるIDM的なリズムを作りました。

ドラムシーケンサーがあるので16までしか打ち込めないように見えますが、ランダムに崩したClockをトリガーにインプットするなど複雑なリズムも作れます。

正直このドラム部分だけでも値段の価値があるVoltage Modular Core + Electro Drums

DAW内の他社プラグインもモジュールの1つとして呼び出せる!

Mini Plug-in Hostを使って、W. A. ProductionのNeon Glowを呼び出した

Plug-in Host/Mini Plug-in Host モジュールを使うとDAWで使っているプラグインを1つのモジュールとして使えます。

呼び出したプラグインのパラメータを、モジュールのパラメータとしてセットできるので、CV-INに入力した信号で呼び出したプラグインが操作できます。いや〜これはめちゃめちゃすごい!

Voltage Modular Core + Electro DrumsはMultipul-Outputにも対応していますが、Voltage Modular Core内でヴィンテージコンプを使ったり、テープサチュレーション系のプラグインのFlutter(テープの揺らぎ)をCV-INで操作してみたりなど、発想次第でやれることは無限大

デジタルの良さをしっかり取り込んだVoltage Modular Coreならではのとても大きなメリットです。

Voltage Modular IgniteとVoltage Modular Core + Electro Drumsの違い

Voltage Modular IgniteはVoltage Modular Core + Electro Drumsの下位互換Verとなっており、プリセット数は半分、モジュラー数は約3分の1

Voltage Modular Core + Electro DrumsVoltage Modular Ignite
モジュラー数12045
プリセット数600以上265
価格こちら
※セールなどで値段が変動するため、商品サイト上でご確認ください。
こちら
※セールなどで値段が変動するため、商品サイト上でご確認ください。

個人的にはやはりVoltage Modular Core + Electro Drumsがおすすめです。

下位互換のVoltage Modular Igniteには、ドラム類はもちろん、他社プラグインも読み込めるPlug-in Host、音程をキーで操作できるクオンタイザー他、ヴィンテージ系のオシレーター類も含まれていません。

ただVoltage Modular Igniteは購入後にVoltage Modular Core + Electro Drumsへとアップグレードすることもできるようなので、どちらを買ってもあまり損することはなさそうです!

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、人気のバーチャルモジュラーシンセ・Voltage Modular Core + Electro Drumsをご紹介しました。

モジュラーシンセは敷居が高く感じるかもしれませんが、基本さえ理解すればとにかく沼ること間違いなし。

興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!

おまけ:初めてのモジュラーシンセに役立つチュートリアルまとめ

ドラム・シーケンサーの初期設定はここで学べる

3つの動画に分かれていますが、全部で15分程度。

真似してパッチをくっつけるだけでも、ドラムマシンの音が出ます。

モジュラーシンセをやりたい方は、オリジナリティを追求したい方が多いと思います。ただ、まずは騙されたと思ってこのチュートリアルをなぞってみてください!

1つ目
2つ目
3つ目

モジュラーシンセは導入部分の敷居がやたら高く、めちゃくちゃ頭のいい人でも直感だけでは、どのケーブルをどこにさすのか理解するのは難しいです。逆に、手を動かしながら基礎をなぞることである程度理解できたら応用の幅は無限大。

まずはぐっとこらえて15分間なぞってみましょう!

シンセの基礎をわかりやすく解説 |Cherry Audio公式

モジュラーシンセは基本として、オシレーターが発している音をエンベロープで調整してアンプから音を出します。

Cherry Audio公式が出しているこちらのチュートリアルは非常にわかりやすく、

  • ・前半ではモジュラーシンセの仕組みやシンセの波形・エンベロープの説明。
  • ・後半では複数のオシレーターを組み合わせたり、フィルターを使った音作りについて解説してあります。

Voltage Modular Core + Electro Drumsのダウンロードはこちら

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ではまた次回!

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