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【シンセの豆知識】Roland Jupiter-6の魅力とテクノ・ハウス向きソフトシンセプラグイン・Mercury-6
最終更新日:2024/05/14
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テクノやエレクトロを支えたRoland Jupiter-6の魅力
Jupiter-6は、1983年にRolandがリリースしたアナログポリフォニックシンセサイザーです。Jupiter-8の手頃な代替品として設計され、攻撃的で複雑なサウンドキャラクターから、テクノ、エレクトロ、ハウスなどのジャンルで広く使用されました。
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明瞭で歯切れのあるサウンドが特徴で、Chemical Brothersが使用していたことでも知られています。LFOを使ったモジュレーションや、各ボイスに搭載された2つのボイスには、三角波、鋸波、ノイズ、矩形波や可変パルス波を組み合わせて使用できるので、幅広い音作りが可能です。
Jupiter-6を忠実に再現した、Cherry Audio Mercury-6
Jupiter-6を忠実に再現したプラグイン・Cherry Audio Mercury-6。
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アグレッシブでダークな独特な音色や、複雑なサウンドキャラクターはそのまま、実機Jupiter-6には無いいくつかの機能が追加されたMercury-6。
まずMercury-6の音作りの幅を広げる5種類のエフェクトは、ディストーション、フェーザー、フランジャー/コーラス、ディレイ、リバーブ。さらに実機がモノラルアウトだったのに対して、各ボイスレイヤーのステレオパンニングやデチューンが可能。
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以前紹介したJupiter-4の再現プラグインであるMercury-4がシンセポップやニューウェーブ向きだったのに対して、Mercury-6はテクノやハウス系に使いたくなるダーク目で攻撃的なサウンド。
ファクトリープリセットにも気持ちの良いキーボードや図太いリードなどが豊富に含まれているので、気になる方はぜひこの機会にチェックしてみてください。