【2024年・最新】ボーカルにおすすめのコンプレッサープラグイン・7選
最終更新日:2024/11/01
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今回はボーカル向けのコンプレッサープラグインを7つご紹介。
クリアな質感や厚み、パンチ、クリーミーな滑らかさなどコンプごとの表現は様々。
OPTやFET、VCAというジャンルでは選べないボーカル向きのコンプレッサーを、ボーカルのテイストで分けて紹介しています。
人気のUAD、Softube、SSLなどを含むコンプレッサープラグイン。
早速みていきましょう!
目次
- 1 クリアな質感と厚みが人気のアナログコンプで明瞭度UP | UAD dbx® 160 Compressor/Limiter
- 2 透明感のあるボーカル処理が1つで完結 | SSL Native Vocalstrip 2
- 3 パンチの効いたボーカルならFET系コンプ | Pulsar 1178
- 4 シンプルなのに不思議なほど抜けるボーカルが作れる | Softube Tube-Tech Blue Tone
- 5 ボーカルに臨場感と質感をプラス | Softube Empirical Labs Mike-E Comp
- 6 クリーミーでなめらかに仕上げるなら | UAD Manley Vari-Mu
- 7 ボーカルのノイズ除去から空気感・色付けまで | VocalShaper
クリアな質感と厚みが人気のアナログコンプで明瞭度UP | UAD dbx® 160 Compressor/Limiter
dbx® 160 Compressor/Limiterは、Universal Audioの伝説的なVCAコンプの再現プラグイン。
VCAの特徴である透明感とアタックの速さで、リズミカルなボーカルやラップなどにも明瞭かつパンチを与えることができます。
dbx® 160 Compressor/Limiterは、ボーカルに自然な厚みとパワーを加えたいけど、真空管コンプのような”色付け”が不要、またはボーカルをもう少し前に出したいという方におすすめのコンプレッサープラグインです。
dbx® 160 Compressor Limiterの詳細はこちら
透明感のあるボーカル処理が1つで完結 | SSL Native Vocalstrip 2
SSL Native Vocalstrip 2は、Solid State Logic(SSL)のプロ用ボーカル処理プラグイン。
コンプに加えて、Deesser(S行の音を処理)、De-Ploser(PやBの音を処理)そしてEQまでがセットになっているので、ボーカル処理がこれ1つで完結できます。
コンソール卓ブランドとして世界中の有名レコーディングスタジオで使われてきたSSLだけあって、品質は最高級。
ボーカルを滑らかに仕上げるコンプと、エアバンドで空気感を付加できるクリアなEQ、視覚的にもわかりやすいSSL Native Vocalstrip 2は、初心者からプロまでボーカルを扱う全ての人におすすめのプラグインです。
SSL Native Vocalstrip 2の詳細はこちらパンチの効いたボーカルならFET系コンプ | Pulsar 1178
エネルギッシュなボーカルにはFETコンプ、中でもPulsar 1178がおすすめです。
素早いアタックが得意なFET系コンプレッサーは、ボーカルにパンチとエネルギーを与えます。
FET系コンプなら1176が有名ですが、1178は後継のステレオモデル(1176が2つついているイメージ)。
Pulsar 1178には、実機にはないTape / Warm / Triode(温かく豊かなサウンドを持つ真空管)/ Clip(クリッピング)の4種類のサチュレーションを付加することができます。
ボーカルにパンチを出してミックスの最前線に押し出しつつ、温かみも加えて自然に仕上げることが可能なPulsar 1178。
ボーカル以外にも、ギターやドラムなどミックス中の使用頻度が高いおすすめプラグインです。
Pulsar 1178の詳細はこちら
シンプルなのに不思議なほど抜けるボーカルが作れる | Softube Tube-Tech Blue Tone
Tube-Tech Blue Tone は、マルチバンド真空管コンプとEQを搭載したプラグイン。
1つのつまみを回すだけで、ボーカルのこもった感じが解消されてやたら抜けるようになるチートプラグイン。
搭載されている8つのモードから分かる通り、ボーカル以外のトラックにも使うことができるTube-Tech Blue Tone。
ボーカルがより明瞭になりパンチが加わります。Amountを50%以上にすると、高音域が強めに出るので、うまく調整して自然な空気感と質感を出しましょう。
ミックス初心者にはかなりの武器になること間違いなしのTube-Tech Blue Tone。
コンプ設定を自分で調整したい場合は、同じシリーズのTube-Tech CL 1B Mk IIもおすすめです。
Tube-Tech Blue Toneの詳細はこちら
ボーカルに臨場感と質感をプラス | Softube Empirical Labs Mike-E Comp
Empirical Labs Mike-E Compは、人気のスタジオコンプELI DistressorをSoftubeが再現したコンプレッサープラグインです。
複雑そうな見た目ですが、実際にはコンプ+プリアンプというシンプルな構成で、ボーカルに臨場感をプラスするのにおすすめです。
パンチのあるプリアンプにより付加される、ざらざらとした質感のあるサチュレーションはボーカルに存在感を出すのに最適。パラレルコンプレッションで適量を調整できるのも嬉しいところ。
Empirical Labs Mike-E Compは、ドラムへバスの使用にも定評がありDTMのデジタルぽい打ち込みも活き活きしたミックスへと昇華可能です。
Empirical Labs Mike-E Compの詳細はこちら
クリーミーでなめらかに仕上げるなら | UAD Manley Vari-Mu
Manley Vari-Muは、非常になめらかで透明感のある真空管コンプレッサープラグイン。人気コンプVariable MuをUniversal Audioが忠実に再現したプラグインです。
バスコンプとしても人気のManley Vari-Muは、マスタートラックなどに使用してトラック同士の接着剤としてミックスのクリティアップにも一役買います。
ボーカルがなんとも言えない、なめらかでクリーミーな質感に仕上がるおすすめのコンプレッサープラグインです。
Manley Vari-Muの詳細はこちら
ボーカルのノイズ除去から空気感・色付けまで | VocalShaper
VocalShaperは、ボーカルトラックのノイズ除去からコンプレッサー、空気感・色付けまでを1つで完結できるボーカル処理プラグイン。
ミックス初心者に難しいEQやコンプを、少ないつまみで簡単に完了することが可能です。
実際に筆者もVocalShaperを使ってみましたがノイズ除去、不要な音域のカット、コンプレッサー、空気感の追加、キャラクター付け、ステレオ調整などが2分以内に完了しました。
レベルを均一に揃える「Leveler」、真空管コンプレッサーを再現する「Compress」、ボーカルのこもりを除去する「DeMud」、ディエッサー機能の「S-Volume」、空気感を加える「Air」ノブなど、ボーカル処理のあれこれが1つになっているので、なるたけコスパよくボーカル処理を仕上げたいミックス初心者におすすめです。
VOCALSHAPERの詳細はこちら