Baby Audio BA-1.5レビュー「遊び心の詰まったレトロでメランコリック」なシンセプラグイン
最終更新日:2024/10/30
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90年代を感じさせるLofi感のあるシンセプラグイン・Baby Audio BA-1.5。2024年3月にアップデートされた本プラグインは、Yamaha CS01を再現しつつ、実機にはない機能と当時の価格帯のFXにインスパイアされたエフェクト、電池残量によってLofi感を演出するなど遊び心の詰まったプラグイン。早速みていきましょう!
目次
90年代を感じさせるLofi感のあるシンセBaby Audio BA-1.5
YAMAHAYamaha CS01をBaby Audioが再現した
Baby AudioのBA-1.5(プラグイン名はBA-1、ただし2024年春にUpdateされ通称BA-1.5)は、1982年に発売された伝説的なYamaha CS01シンセサイザーを再現したプラグイン。独特のグリッティでローファイなサウンドが特徴的です。
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オリジナルにはない2つ目のオシレーター、FM、ポリフォニー機能
BA-1.5は、オリジナルのCS01のサウンドを忠実にモデリングした上で、実機にはない新機能を追加。
- 2つのアナログモデリングオシレーター / FM / ポリフォニー / Re-Genelator(ランダムな音作り) / アルペジエーター / SideChain / ベロシティON/OFF
ハード実機以上の多彩な音色で、幅広いサウンドメイキングが可能です。
CS01当時の価格帯のチープなエフェクト
BA-1.5に搭載されているFXは5種類、どれも当時手頃な価格で手に入れられたエフェエクターにインスパイアされたエフェクトです。
ざらざらしたDrive、BA-1.5のサウンドトーンを変えられるTone、80年代を彷彿させるDelay&Reverb、そしてJUNOをパラメータ形式で調整できるChorus。
シンセと相性の良い、本当に良い意味でチープなFXラックです。
電池残量によってLofi感が増す遊び心
BA-1.5には、ハードウェアの電池残量に比例してローファイ感が増すBattery、内蔵スピーカーシミュレーションといった機能も搭載。
さらに5種類のカラバリも楽しめるという風に、使っていて楽しい遊び心の詰まったプラグイン。
カラフルなサウンドが、現代シーンにも使いやすい
Lofiやシティポップシーンにはうってつけの音色
レトロでどこかメランコリーさえ感じるBA-1.5のサウンドですが、ペラペラの安い音ではなく味わい深い厚みのある音色。
もちろんLofi、チル、シティポップなどのジャンルにはイチオシですが、サイドチェーンを使ったダッキングサウンドは、現代のポップスやフロア音楽などにもおすすめです。
強力なプリセットが500種類以上搭載
図太いベースサウンドからメランコリックなキーボードやPluckサウンド、感動的なパッドの音など相当幅広い音作りができるBA-1.5。
500種類以上の強力なプリセットには、こうした即戦力となるサウンドが豊富に含まれています。実際に使ってみて、相当凝ったプリセットだと思いました。
シンプルな操作性で欲しい音がすぐ作れる
シンプルなオシレーターで構成されるBA-1.5。
初めてのシンセにもおすすめなくらい音作りが簡単にできます。
こういったシンプルな操作性のシンセは、プリセットを呼び出して自分好みにもいじりやすくて良いですね。
Baby Audio BA-1.5のダウンロードはこちら
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