【2024年最新】Minimal Audio Current2.0を徹底レビュー | おすすめウェーブテーブルシンセ
最終更新日:2024/10/27
※本サイトには、アフィリエイト広告またはプロモーション記事が含まれている場合があります。
今回はMinimal AudioのウェーブテーブルシンセCurrent2.0のご紹介。
ウェーブテーブルシンセの中でもおすすめなMinimal Audio Current。
- ・群を抜く波形の種類
- ・直感的で細かく設計された操作性
- ・即戦力として使えるプリセット数の豊富さ
- ・超強力なグラニュラーエフェクトを搭載
など、とにかくおすすめなMinimal Audio Current。
早速みていきましょう!
Current2.0の詳細はこちら
目次
ウェーブテーブルシンセMinimal Audio Currentとは
ウェーブテーブルを活かした自由度の高い音作り
Minimal Audio Currentは、Minimal Audioが開発したウェーブテーブル・シンセサイザー。
ウェーブテーブル・シンセサイザーとは、デジタル変換された波形音源を主軸に音作りをしていくタイプのシンセのこと。
1つの波形から相当自由度の高い音作りができることが特徴。
デジタルとアナログを使った音作り
Minimal Audio Currentは、
①ウェーブテーブル(デジタルサンプリング)を使った音作り
②サンプル音源(アナログサンプリング)を使った音作り
のそれぞれを単独で行ったり、2つの音作りを掛け合わせて新しい音色を作ったりできる非常に多機能なソフトシンセ。
そしてこのメリットを加速させるのがMinimal Audio Currentのクラウドストリーム機能です。
Current2.0の詳細はこちら無料のクラウドストリーム機能で実質無限の音作り
ウェーブテーブルシンセのメリットを無限に拡張
ウェーブテーブルのメリットと組み合わせて、使いきれないほどのWavetable波形を無料DLできるのが、Minimal Audio Currentの売りであるクラウドストリーム機能。
これはMinimal Audioが用意しているクラウド上のWavetableはもちろん、サンプルサウンド、グラニュラー、プリセットを自由にDLできる機能。
即戦力となるプリセットや波形の数は非常に豊富。
前述のように、波形を自由自在にいじり倒せるウェーブテーブルのメリットと組み合わせると音色はもはや無限。
ver2.0から追加されたPlayモード
Current2.0から追加されたPlayモードでは、マクロとして割り当てたパラメータを直感的なサークル型のコントローラでいじり倒すことができます。
Currentの超強力なプリセットにはそれぞれマクロが割り当てられているため、プリセットを呼び出してPlayモードで調整すれば、自分好みの音作りが簡単にできます。
変えたい部分だけリアルタイムですぐ反映
さらにこの機能、変えたい部分だけリアルタイムでDLして反映が可能。
例えば2つのWavetableを組み合わせて音作りをしているときに、
片方の波形だけを即座にストリーム上の別の波形に置き換えるということも可能。
これはかゆいところに手が届く非常に嬉しい機能。
ちなみにグラニュラーやサンプル音源だけ変更することももちろん可能。
Current2.0の詳細はこちら多種多様なサンプルと即戦力になるプリセット
クラウドストリームにはWavetable以外にも多種多様なサンプリングデータがあります。
ボーカルのサンプリング音源やサウンドエフェクト
グラニュラー機能と組み合わせて、アンビエントのような残響にしたり、Chopしてエレクトロに使っても◎なボーカルサンプリング音源。
わざわざ自分で録音するのは大変&やや面倒なSFXもトラックのクオリティを一段上げる隠し味。
レコードノイズなどちょっとしたサウンドエフェクトも豊富に含まれているのも嬉しいところです。
ウェーブテーブル化されたアコースティック音源
ギターやウクレレ、ベースなどの楽器のWavetableも含むMinimal Audio Current。
他にも真空管によって色付けされたSine波・Tube Colored Sineなど、基本的な以外にも変わり種のWavetableも多数。
ちなみにドラムのワンショットも豊富
クラウドストリーム上には、ドラムのワンショットやループなども非常に豊富!
Minimal Audio Currentを1つ買うだけで豊富なサンプリング音源、ドラム、SFXなどが揃うと考えると、かなりコスパの良いシンセです。
Current2.0の詳細はこちらMinimal Audio Currentがほしくなる機能まとめ
今回詳しく取り上げられなかったMinimal Audio Currentの機能について簡単に紹介していきます。
グラニュラー以外の機能は一見すると細かな部分ですが、長く使うほどその重要さが輝いてくるはずです。
グラニュラー機能で音作りのマンネリ解消
サンプル音源を細かな粒(Grain)に切り刻んで、並び替えたりすることで音に革新的な変化をもたらすグラニュラー機能。
Minimal Audio Currentを構成する非常に重要な機能の1つで、クラウドストリーミング機能で多様なサンプルをグラニュラーに使うことも可能。
各種パラメータをLFOなどを使って周期的に変化させることで、グラニュラーにさらなる変化を持たせることもできます。
最大9個まで使えるLFO/ENV/カーブ/Follow
シンセの音のパラメータを周期的に変化させるLFOを含む4つのモジュレーターが最大9個使えるMinimal Audio Current。
わずかな音の揺らぎをFine(Pitch)に与え、ENVでフィルターがゆったりかかるようにし、Panに対してトレモロするようにLFOをかけて・・・と残りのLFO数を気にせずに音作りに専念できる工夫。
ちなみにカーブを使うとかなりオリジナリティあるモジュレーションを作ることができます。
マルチバンドコンプレッサーを含む8つのエフェクト
ミックスをあまりしない方には聞き馴染みがないかもしれませんが、各帯域ごとにコップレッサーをかけられるマルチバンドコンプを含む8つのエフェクトが使用可能。
「正直エフェクト機能はシンセと別のを使えば良いのでは?」
と思ってしまいそうですが、前項のLFOなどでシンセと同期した周期でエフェクトの各パラメータを操作できるという部分がこの機能の美しさ。
ちなみに使えるエフェクトは下記の通り。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は今一番おすすめなウェーブテーブルシンセMinimal Audio Currentをご紹介しました。
波形や音色の多さや操作性など、長く使えてかなりコスパの良い高品質シンセだと思うので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ではまた次回!
Current2.0の詳細はこちら