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iZotope 旧Trash2と最新版のTrash”3″、決定的な7つの違い。Trashはどう変わった?
最終更新日:2024/03/13
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2024年3月12日に発売された、iZotope 最新版のTrashと旧Trash2との機能を比較していきます。大きい部分で7つの違いがあるので、これまでTrash2を使っていた方はぜひ参考にしてみてください。最新版のTrashでは、歪みとシミュレートが集中強化されており、Trash2の機能の一部が削ぎ落とされています。早速みていきましょう!
目次
- 1 iZotope Trashの主な特徴は割愛!
- 2 iZotope Trashの変更点1 | 歪み前後のフィルター、歪みごとのフィルターが消えた
- 3 iZotope Trashの変更点2 | 自由度のあるモジュレーションが簡素化された
- 4 iZotope Trashの変更点3 | 消えたディレイセクション
- 5 iZotope Trashの変更点4 | ダイナミクスの詳細設定ができなくなった
- 6 iZotope Trashの変更点5 | 最大4つの歪みをブレンドできるように
- 7 iZotope Trashの変更点6 | 最大4つのConcolveをブレンド
- 8 iZotope Trashの変更点7 | フィルターに追加されたScream&Heat
- 9 改新されたUIが全てを物語っている・・・気がする
- 10 Trashのダウンロードはこちら
iZotope Trashの主な特徴は割愛!
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主な機能とレビュー、今回は割愛します!
詳しい機能紹介とレビューはこちら
早速Trash2と最新版Trashの違いをチェックしていきましょう!
iZotope Trashの変更点1 | 歪み前後のフィルター、歪みごとのフィルターが消えた
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Trash2で歪みの前後に配置されていたフィルターが、Trashではローパスフィルター1つになりました。
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さらにTrash2では歪みごとについていたフィルターが、Trashにはなし!
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iZotope Trashの変更点2 | 自由度のあるモジュレーションが簡素化された
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EQのように音域をグイグイいじって、各バンドをLFOとEnvelopeでモジュレーション操作できていたTrash2でしたが、TrashではかなりシンプルなEnvelopeへと簡素化されました。
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iZotope Trashの変更点3 | 消えたディレイセクション
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どのくらいのユーザーがここでディレイをかけていたかは謎ですが、Trash2の6種類のディレイセクションも、最新版Trashには搭載されていません。
iZotope Trashの変更点4 | ダイナミクスの詳細設定ができなくなった
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同じくダイナミクスも詳細設定ができなくなった最新版Trash。
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Auto GainとLimiterのシンプルな2つのスイッチがついています。
iZotope Trashの変更点5 | 最大4つの歪みをブレンドできるように
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最新版のTrashでは、最大4つの歪みをブレンドできるようになりました。
もちろんこの歪みをEnvelope操作することは可能。
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Trash2では2ステージに分けた歪みだったのでここは大きな変化です。
iZotope Trashの変更点6 | 最大4つのConcolveをブレンド
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歪み同様に、4種類までシミュレーションを混ぜて使うことができる新しいTrash。
iZotope Trashの変更点7 | フィルターに追加されたScream&Heat
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新しく追加されたScreamとHeatパラメータは、レゾナンスとInput量を増やすフェーダー。
改新されたUIが全てを物語っている・・・気がする
実際に使ってみるとわかりますが、最新版のTrashは1つの画面に歪みもシミュレーションも搭載されているので、Trash2よりも操作性が上がっています。
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最新版のTrashは、ディレイ・ダイナミクスセクション、フィルターの自由度も無くなり一見バージョンダウンに思えますが、実際にTrash2の強みであった歪みとシミュレーションが集中強化されています。
思い返してみると個人的にほとんど使ったことないDelay&クリッパー替わりで使っていただけのDynamics。普遍的な機能を削ぎ落として、尖ったTrash2を歪みの面でさらに自由度を上尖らせたのが最新版のTrashだと感じました。
Trashのダウンロードはこちら
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