【新発売】ボーカルを楽器のように演奏・Bloom Vocal Aetherをレビュー
最終更新日:2024/11/06
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Excite AudioのBloom第1段となるBloom Vocal Aetherが発売されました!
ボーカルを楽器のように演奏・曲のキーに合わせてボーカルを音楽的に再構築できるバーチャルインストゥルメントプラグインBloom Vocal Aether。
ループ、ワンショット、フレーズ、チョップなど音源の扱い方も自由自在。
高品質なボーカル音源の250個のプリセットを搭載し、強力なFXとフレーズプレイヤー機能でライブにもおすすめです。
Bloom第2弾・第3段の記事も人気です。
早速みていきましょう!
目次
Excite Audioの新プラグインBloom Vocal Aether
Bloom Vocal Aetherとは?ざっくり説明
Bloom Vocal Aetherは、ボーカルを楽器のように演奏できるバーチャルインストゥルメントプラグイン。
ボーカルループ、ワンショット、フレーズを組み合わせて演奏可能な楽器として構成されており、250個のファクトリープリセットですぐに演奏を始めることができます。
またフレーズには、カスタマイズ可能なユニークなFXをリアルタイムでかけることができます。ピッチ、チューニング、フォーマントコントロール、アタック、リリースなど、多彩なカスタマイズ可能。
ボーカルはもちろん自分で追加することもでき、EDITタブではサンプル編集、フレーズのパフォーマンスモード設定、エフェクトの詳細な制御を行うことができます。
Bloom Vocal Aetherのダウンロードはこちら
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Bloom Vocal Aetherの主な機能
ボーカルを楽器のように演奏できるプラグイン
Bloom Vocal AetherのUI左下部から、トラックのキーを指定。
ボーカルのフレーズを、2オクターブ14音の白鍵盤で演奏することができます。
黒鍵部分はピッチやフィルターなどのフレーズプレイヤー機能(後述)として使用。
強力なFXをリアルタイムでコントロール
Bloom Vocal Aetherのメイン画面の4つのサークルを操作することで、高品質なFXをリアルタイム操作が可能。
エンハンサー、ダブラー、スピーカー効果、サチュレーションの4つのFXをボーカルサンプルに付加することができます。
Edit画面・サンプル編集機能
Bloom Vocal AetherのEDIT画面では、サンプルを編集することができます。
アタックやリリース、ピッチの他、フォルマントも変更できるあたりがボーカルに特化したプラグインであることを感じさせます。
強力なフレーズプレイヤー機能
また黒鍵盤を使ってリアルタイムでエフェクトを追加できるフレーズプレイヤー機能もここで設定します。
- Delay / Pitch / Modulation / Volume / Reverb / Lo-Cut / High-Cut
- の7つのエフェクトのMIX度合いをベジェ曲線を使って設定。
- RateやSwingも設定可能。
収録されたボーカルフレーズ、250個のプリセット
収録されているプリセットとボーカルは、息遣いも感じられる非常に高品質な音源。
個人的には、JamesBlakeのような男性のサンプル音源が好みです。
実際に使ってみた!Bloom Vocal Aetherをレビュー
250分の1プリセットだけでも、めちゃめちゃ曲作れる
Bloom Vocal Aetherには250個のプリセットが含まれていますが、それぞれが非常に高品質。
さらにメインとなる4種類のエフェクトと、黒鍵をトリガーにしたフレーズプレイヤー機能で、ボーカル音源をガシガシいじることができます。
普段ボーカルを入れないトラックメーカーにもおすすめ
試しに1つのプリセットだけで曲を作ってみましたが、普段あまりボーカルを入れない筆者でも簡単にボーカルをフレージングすることができました。
曲のキーに合わせてボーカルを楽器的に入れられるというBloom Vocal Aetherの機能が非常に優秀です。
もしキーがわからないという方はScaler2を使うと簡単に割り出せて便利です。
フレーズプレイヤー機能の自由度がかなり高い
黒鍵を押すとカスタマイズしておいた5種類までのエフェクトがかけられるフレーズプレイヤー機能。
徐々に低音を削っていったり、ディレイをめちゃめちゃフィードバックさせるみたいなエフェクトを用意しておいてリアルタイムでかけることも可能◎
Bloom Vocal Aetherはスタンドアロンでも使えるので、ボーカルに限らずサンプラーとしてライブで使う際にもめちゃめちゃ重宝しそうな機能です。
Bloom Vocal Aetherの標準版とLiteの違い
- Bloom Vocal Aetherの標準版とLiteの違いですが、
- ・Liteはサンプル数が56音源、プリセットは75個
- ・Liteではサンプルのドラッグ&ドロップできない
- ・Wet/Dryコントロールがない
など、機能がかなり制限されるので、やはりおすすめは標準版のBloom Vocal Aether。
Bloom Vocal Aetherの標準版とLiteの違い表
機能 | FULL | LITE |
---|---|---|
サンプルのBPM同期 | O | O |
キー選択 | O | O |
14種類のサンプルキー | O | O |
10種類のモディファイアーキー | O | O |
4つのマクロコントロール | O | O |
オーディオ反応型アニメーション | O | O |
GUIのサイズ変更可能 | O | O |
プリセットの数 | 250 | 75 |
サンプルの数 | 112 | 56 |
サンプルバンクのビュー+ドラッグ&ドロップ | O | X |
サンプル選択のランダム化 | O | X |
サンプル編集パラメーター | O | X |
再生方向+再生モード | O | X |
フレーズプレイヤーセクション | O | X |
トリガー/サンプルシーケンスのランダム化 | O | X |
モジュレーションカーブの描画/ランダム化 | O | X |
3つのFXモジュールの再配置 | O | X |
グローバルトーン、ドライ、ウェットコントロール | O | X |
価格 | こちら ※セールなどで値段は変動するためリンク先でご確認ください | こちら ※セールなどで値段は変動するためリンク先でご確認ください |
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はExcite Audioの新プラグインBloom Vocal Aetherをご紹介しました。
普段ボーカルを使わないトラックメーカーにもおすすめなBloom Vocal Aether。
気になる方はこの機会にチェックしてみてください!
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