【新発売!】UADギターアンプ3種類のプラグインレビュー!Dream ’65 Reverb | Ruby ’63 Top Boost | Lion ’68 Super Lead
最終更新日:2024/11/04
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目次
人気のギターアンプをプラグイン化!Universal Audioが新リリース!
2024年、UADがギターアンププラグインを3種類(Dream ’65 Reverb Amp/Lion ’68 Super Lead Amp/Ruby ’63 Top Boost Amp)をリリースしました。
今回は実際に3種類ともゲットしたのでレビューしていきたいと思います。
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Fenderアンプからインスパイア | UAD Dream ’65 Reverb Amp
シングルコイルを気持ちよく鳴らせるギターアンプ
UAD Dream ’65 Reverb Ampは、Fenderの名機である ’65 Twin Reverbからインスパイアされたギターアンププラグインです。
美しく歯切れの良いクリーントーンはシングルコイルとの相性が抜群。カッティングやコード弾きなどかなり気持ちの良いサウンドが出せるアンプとなっています。
Twin Reverbの特徴的なスプリングリバーブも見事に再現されており、特有のピチュン!という音は数々の名盤で聴くことのできるサウンド。
Intensityを上げていくと、これまた気持ちの良いトレモロ。コード弾きやアルペジオに使いたいサウンドです。
歪ませたい時はBoost
Boostスイッチをオンにしてつまみを回せば、TubeScreamerなどを噛ませてブーストしたような気持ちの良いミドルと歪み。ソロを弾くのにもバッキングにも使える音作りが可能です。
個人的にB.B.Kingやブルース系の音楽が好きなので、Fender Twin Reverbはかなりツボなアンプ。クランチ設定でピッキングのニュアンスによって歪む感じがたまらなく良いです。クリーンでカッティングするのにもいいし、今後メインアンプとして使っていけそうだと感じました。また思ったよりも歪ませられることに驚きました。
6種類のアンプキャビネットとマイク設定
UAD Dream ’65 Reverb Ampには、6種類のアンプキャビネットとそれに対応するマイク設定を切り替えることができます。
それぞれのキャビごとに出せるサウンドは変わるので、目指したい音作りに合わせてキャビを変えていきましょう。
- GB25: ヴィンテージ・Celestion Greenback を M160 リボンマイクで録音
- Oxford: オリジナル・Oxford 12K5-6 スピーカーを 57 マイクで録音
- EV12: 1×12 12インチ、200ワットの Electro-Voice EVM12L を 414 コンデンサーマイクで録音
- Boutique D65: 2×12 ブティック・Celestion G12-65s を 57 マイクと 121 リボンマイクで録音
- S-Verb: 4×10 オリジナル・CTS スピーカーを 414 コンデンサーマイクで録音
- JBF120: 2×12 オリジナル・JBL D-120F スピーカーを 57 マイクと 121 リボンマイクで録音
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Voxアンプからインスパイア | UAD Ruby ’63 Top Boost Amp
ブリティッシュロックのあのサウンドが
UAD Ruby ’63 Top Boost Ampは、The Smithsやビートルズ、The KinksやQueen、再結成したOasisなど数多くのアーティストが使っていたVox AC-30 63からインスパイアされたプラグイン。
シングルコイルにもハムにも合うサウンドですが、個人的にはテレキャスを繋いだ時のサウンドが好み。繋ぐだけであのプリティッシュロックサウンドを生み出すことができます。
さらにToneを上げていくことで、シングルコイルのフロントピックアップのような甘いこもったサウンドから、下げることでカラッと乾いた音まで音作りができます。
搭載された3種類のアンプモード
Normal、Brilliant、Vibratoの3種類のモードを切り替えることで、設定できるパラメータやサウンドが異なります。
NormalではシンプルなVolumeとトーンのみ、BrilliantではさらにTrebleとBassを調整でき、VibratoではEQの代わりにVibratoエフェクトを使うことが可能。UAD Dream ’65 Reverb Ampと同様に、Boostつまみを上げていくとソロやバッキングを弾きたくなる歪みを作ることができます。
VOXはこの特徴的なTONEノブによる音作りが苦手で、個人的に避けてきたアンプだったんですが、キャビネットや3種類のアンプのモードを切り替えることで簡単に良い音が作れました。良い意味でおっさん臭いというか、渋めの音作りをするならこれだなという感じですが、一方でVibratoを使ったクリーントーンは現代のインディロックにも使いやすそうな上品なサウンド。
6種類のキャビネットとマイク
こちらもUAD Dream ’65 Reverb Ampと同様に、6種類のアンプキャビネットとそれに対応するマイク設定を切り替えることができます。
それぞれのキャビごとに出せるサウンドは変わるので、目指したい音作りに合わせてキャビを変えていきましょう。
- Silver: 2×12 レアな15W Celestion Silver Bulldogスピーカーを57マイクで録音
- Blue: 2×12 オリジナルCelestion Blue Bulldogスピーカーを57マイクで録音
- Green: 2×12 モダンCelestion G12Hsスピーカーを160リボンマイクで録音
- Blue Mod: 2×12 モダンBlue Bulldogスピーカーを57マイクで録音
- Match: 2×12 Celestion G12Hsスピーカーを57マイクで録音
- Gold: 1×12 Celestion Goldスピーカーを421ダイナミックマイクで録音
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Marshallアンプからインスパイア | UAD Lion ’68 Super Lead Amp
Marshall Plexi Superlead ’68
UAD Lion ’68 Super Lead Ampは、JIMI HendrixからVan Halen, Led Zeppelin, AC/DCなど、70-80年代のハードロックによく使われていたヴィンテージのMarshallアンプからインスパイアされたプラグイン。
甘いクリーントーンから激しめの歪みまで幅広いサウンドデザインが可能。特にレスポールなどハム系のギターとの相性がよく、FenderやVoxでは出せない図太く芯の通ったようなディストーションサウンドが最高です。
3種類のアンプヘッド
基本のLeadの他に、ジミヘンが使っていたより太めのサウンドを再現したBassアンプ、ヴァンヘイレンのアグレッシブなアタックで煌びやかな高音が特徴的なBrownの3種類がUAD Lion ’68 Super Lead Ampには搭載されています。
ディストーション的な歪みをアンプで作りたいならUAD Lion ’68 Super Lead Amp一択という感じ。一方でギター側(Input)ボリュームを下げることで相当甘いサウンドが作れるのもにくいところ。スタジオにて爆音で鳴らしたいMarshallですが、とうとう自宅でこんなサウンドが出せるようになったのかと驚きました。
ちなみに今回のUADの3つのアンププラグインの中で、Lion ’68 Super Lead AmpだけGATE機能がついており、ハイゲインにした時のハムノイズを除去することができます。
6種類のキャビネットとマイク
他の2つのアンプと同様に6種類のキャビとマイクを使用可能。
それぞれのキャビごとに出せるサウンドは変わるので、目指したい音作りに合わせてキャビを変えていきましょう。
- Stripped: ビニールを取り外したヴィンテージ4×12キャビネット、Celestion Greenbackスピーカーを搭載し、リボン160マイクとダイナミック57マイクで録音。
- GB30: ヴィンテージCelestion Greenback 30ワットスピーカーを搭載した4×12キャビネットを、57マイクとリボン121マイクで録音。
- Brown JB: 2つのCelestion Greenbackスピーカーと2つのJBL 120Fスピーカーを搭載した4×12キャビネットを、57マイクで個別に録音し、ミックス済み。
- EV12: 1×12 12インチ、200ワットのElectro-Voice EVM12Lを414コンデンサーマイクで録音。
- D65: ブリティッシュ65ワットスピーカーを搭載した2×12キャビネットを、421ダイナミックマイクとリボン121マイクで録音。
- Vee30: ブリティッシュV30スピーカーを搭載した4×12キャビネットを414コンデンサーマイクで録音。
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