おしゃれなコード進行をMIDIで一発サンプリング!| 画期的プラグインreMIDI 3を実際に使ってみた
最終更新日:2024/01/23
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今回は強力なMIDI編集ツールであるSongWish reMIDI 3をご紹介。
プラグイン付属の数百種類の曲からMIDIサンプリングしたり、ワンクリックでコードを自動生成できるHarmony機能。
打ち込みのデジタル感を減らすヒューマナイズ・Strumツールなど多くの機能を備えたSongWish reMIDI 3。
早速みていきましょう!
目次
SongWish reMIDI 3とは?
SongWish reMIDI 3の概要
SongWish reMIDI 3は、MIDIファイルを編集するためのツール。
プラグイン内にも数百種類にも及ぶJazz・クラシック・フォークのMIDIデータが含まれており、ここから気に入った部分を抽出してサンプリング可能。また自分で打ち込んだノートに合わせて自動でコードの生成を行ったり、打ち込んだMIDIをヒューマナイズすることでデジタル感の少ないより自然な仕上がりにすることもできます。
reMIDI 3の詳細はこちらSongWish reMIDI 3の主な機能まとめ
SongWish reMIDI 3で使える主な機能はざっくり下記の通り。
- ・プラグインに付属のJazz・クラシック・フォーク、またはHDD内のMIDIソングからサンプリング
- ・ハーモニーツールで打ち込んだノートに合わせてコードを自動生成
- ・MIDIをヒューマナイズして、人間的なタイミングとベエロシティのずれを追加
- ・打ち込んだコードをメロディアスに再構築
ここからは実際にSongWish reMIDI 3を使いながら機能を紹介していきます。
2024年、サンプリングはMIDIで行う時代に突入
SongWish reMIDI 3で、簡単にサンプリング
SongWish reMIDI 3には数百曲ものMIDIソングが入っており、ここから気に入った部分を抽出してサンプリングすることができる。
①気になる曲を選択
②曲を再生しながら気にいる部分を探していく。サンプリングしたい領域を選んだら
③パッドに割り当て。
④割り当てたMIDIを、次に紹介するツールなどでさらに細かく編集したり、全く新しい展開に再構築することも可能。
おしゃれコードを自動生成する | Harmony Tool
SongWish reMIDI 3のMIDI編集機能の一つであるHarmony Toolを使うと、簡単に作曲中のキーに合うおしゃれなコードを自動生成が可能。
①2つ以上のノートを追加
②Chord Typeを1以上に設定するだけで、先ほど追加したノートからコードが自動生成される。
③Chord TypeやVoicing Setを調整することで、何パターンもコードを提案してもらえる。
人間的なタイミングとベエロシティのずれを追加 | Humanize & Strum Tool
Humanize機能で自然な打ち込みを実現
SongWish reMIDI 3のHumanize機能を使うと編集中のMIDIをヒューマナイズすることができる。ヒューマナイズとはDTM特有のきっちりしすぎた打ち込みのリズムと強弱を意図的にずらすことで自然な人間味を加えること。
試しに先ほど自動生成したコードにHumanize機能を使ってみた。きっちり揃っていたノートの始まりが絶妙にずれ、べロシティも強弱がついたのがわかります。
Strum機能でピアノのような表現
Strum機能を使うことでコードを同時に弾かず、低音から高音に(あるいは逆に)少しずつずらして弾くアルペジオのような効果をつけることもできます。
先ほど生成し、ヒューマナイズしたコードにStrum機能を使ってみました。
打ち込んだコードをメロディアスに再構築 | Melody Tool
SongWish reMIDI 3のMelody機能を使うと、単調なコード自動で区切って伴奏のようなメロディアスなMIDIに変換することが可能。
先ほど自動生成し、Strum機能をつかったコードにMelody機能を使ってみました。コード内でノートが区切られているのがわかると思います。
ここにさらにヒューマナイズ機能を使うことでより人間味あるMIDIを作ることができます。
MIDIの編集機能を組み合わせることで手の込んだコード進行部分をたった1分で作ることもできます。
想像以上にMIDIでサンプリングするメリットが大きい
通常のサンプリングに比べると、MIDIのサンプリングはそこからできることがとても幅広いです。
自分の好きな音でサンプリング音を鳴らせる
通常のサンプリングだと、切り取った音に対してエフェクトを加えたりテンポを変えるくらいですが、MIDIだと音程やテンポはそのままの状態でシンセやギターなどお気に入りの音で鳴らすことができます。ボーカロイドの声としてでも使うことができ、自由度がとても広いと感じました。
サンプリング音を自由に編集できる
MIDIでサンプリングした音は一部のノートの高さや長さを変えるなど、自由に編集が可能。SongWish reMIDI 3の強力なMIDI編集機能と組み合わせることで、普段の制作を格段にレベルアップさせてくれると感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はMIDIのサンプリングや編集ができる強力なツールSongWish reMIDI 3のご紹介でした。
日々の制作に役立つツールなので、気になる方はぜひともチェックしてみてください。
それではまた次回!
reMIDI 3の詳細はこちら