【Repeater vs EchoBoy】人気ディレイ2種類を比較してみた!おすすめプラグイン情報
最終更新日:2024/03/01
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今回は人気のディレイプラグイン2種類を比較してみました。
EchoBoyはサチュレーションやグルーヴ感など細かな調整が可能で、Repeaterはシンプルで使いやすいUIながら、自然で美しい減衰音が特徴のディレイ。
ディレイを検討中の方はぜひ参考にしてみてください!
EchoBoyは以前こちらで特集しているので、Repeaterの解説から始めますが、解説が不要な方はスキップして結論へGO!
それでは早速みていきましょう。
目次
Repeaterとは?
まずはざっくり説明!Repeaterってどんなプラグイン?
Repeaterは、D16 Groupによる高性能なデュアルディレイプラグイン。
23種類のディレイタイプを搭載しており、アナログテープディレイから現代のデジタルディレイまで幅広いシーンで使うことができます。
左右独立したディレイラインにより、より柔軟なステレオ処理が可能。
タップ機能や、DAWとのテンポ同期、ピンポンモード、アナログモードフィードバックループなど、豊富な機能を備えています。
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Repeaterの詳細はこちらRepeaterの主な特徴
様々なシーンで活躍する豊富なディレイモード
Repeaterのウリは、なんといっても豊富なディレイモードです。
アナログ感溢れるテープ系のディレイでWET音にサチュレーションを加えることも、初期のデジタルディレイで原音に極めて近いながらも粒子感のあるエコーを作ることもこの1台で完結。
23種類のディレイタイプ
- Cassette Tape: 80年代初頭の日本製カセットテープデッキのモデル。中間の音質を持ち、過度にローファイでもハイファイでもありません。
- Coopy Cube: 70年代初頭のガーデンホースから作られた遅延装置。短いディレイで深みを加えるのに適しています。
- Digital 42: 現代デジタルディレイの中で最も有名なモデルの一つで、初期のデジタル音質とわずかな粒状感が特徴です。
- DM-2: 初期のバケツブリゲードアナログディレイで、温かみのある豊かな音色が魅力です。
- Mellow Delay: 複数のビンテージアナログトポロジーに基づいた、滑らかで控えめなディレイです。
- Memory Guy: ヴィンテージトーンを持つ豊かなアナログディレイです。
- Mirky Delay: 初期のバケツブリゲードアナログディレイに基づいており、暗く厚みのある音質が特徴です。
- New Radio: FMラジオ風の高音質なディレイ音。ボーカルに適しています。
- Old Radio: AMラジオ風の粒状でローファイなディレイ音。
- Pitchy Delays: わずかなピッチ変動を伴うディレイで、空間的で深い効果を生み出します。
- Plexy Echo: 70年代のテープディレイユニットに基づいており、ボーカルやギターに最適です。
- Space Delay: 有名な磁気テープディレイに基づいており、暖かく粗い音質が特徴です。
- Tape Delay Ancient: 1940年代のスタイルの非常に古いテープディレイ音。
- Tape Delay Classic: 60年代スタイルのテープディレイ。
- Telephone 1 & 2: ローファイな電話音質で、特別な効果やボーカルに使用できます。
- TelRay: ツナ缶から作られたアナログディレイの古典で、ギターに最適な美しいローファイ音質です。
- Tape Delay Modern: ハイファイなテープディレイで、温かく豊かな音質が特徴です。
- Tape Delay Vintage: 70年代スタイルのテープトーンで、少し粒状感がありますが温かみがあります。
アナログフィードバックとピンポンモード
Repeaterは独立した2つのチャンネルを持つディレイ。
2つの異なるディレイタイムを組み合わせたDualディレイとして使ったり、左右交互に鳴るピンポンディレイとして使うこともできます。
AとB、2つのステレオスプレッドに加えてアナログフィードバック機能も搭載で、
Repeaterのレビュー | EchoBoyと比較してみた!
今回はピアノのフレーズにRepeaterとEchoBoyを使って比較してみました。
Repeaterはナチュラル目、EchoBoyはやや癖が強め
Repeaterの音色はどれもナチュラルでユニーク。デジタルディレイ1つとっても、ただ原音が帰ってくるのではなく、初期のデジタルディレイ特有の質感。そして音の減衰の仕方もすごく自然だと感じました。
一方でEchoBoyは、それぞれの音色ごとの違いがよりはっきりとしている印象を受けました。「様々なモデルが搭載されているからには、色々な音の違いを楽しみたい」という方にはおすすめ。
使っていて面白いなと感じるのはEchoBoyですが、より自然なサウンドが欲しい場合はRepeaterがおすすめ。
シンプルな使用感のRepeater、より複雑なEchoBoy
メインウィンドウに関して言えば、RepeaterもEchoBoyも基本はシンプル。
ただEchoBoyは、リズムディレイやサチュレーションなどを調整できたり、EQも3つ、ディフュージョン、Wobbleなど調整できる項目が多いのでやや複雑。
できることが多い分、当たり前ですが、ディレイタイムなどがはっきり視認しやすい点などもあり、使いやすさはRepeaterがリードと感じました。
(ただ、かっこいいのはEchoBoyの方なんだよなあ・・・)
細かなパラメータ調整可能なEchoBoy、スイッチ一つでOKなRepeater
Repeaterは、アナログフィードバックをスイッチ1つで設定でき音の広がりもABスイッチのシンプルさ。
EchoBoyは、かなり細かい部分まで設定できます。揺らぎやサチュレーションも自分の思いどおりにコントロールできる上に、グルーヴ感もスイングさせたりディレイ音をちょっと速くしたり調整可能。
結論
今回2つの人気ディレイプラグインを比べた結果、
という結論で締めくくりたいと思います。
結局は好みですが、筆者はどちらも使っております!
EchoBoyのダウンロードはこちら
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