MODO DRUM 1.5レビュー | 本物のニュアンスを追求したドラムプラグインを実際に使ってみた
最終更新日:2024/10/30
※本サイトには、アフィリエイト広告またはプロモーション記事が含まれている場合があります。
目次
本物のニュアンスを追求したドラムプラグインMODO DRUM 1.5
13種類の幅広いジャンルに対応したドラムキット
MODO DRUM 1.5は、13種類のキットを搭載した、本物のようなリアルさに定評のあるアナログドラムプラグインです。
スタンダードなドラムキット、ジャズ、ロック、メタル、グランジなど、エレクトロ系の打ち込みサウンド以外のドラムなら、このプラグインで全て揃うおすすめプラグイン。
物理モデリングを使用することで、サンプリング音源では再現できない微妙なニュアンスの違いなどを表現することができます。
2年前から筆者もCSバージョンを使っていたのですが、最近フルバージョンにアップグレードしたので、今回は実際に使いながらレビューしていきます。
MODO DRUM 1.5のダウンロードはこちら
MODO DRUM 1.5の詳細はこちら
ただ録音されたドラムとは大違い!物理モデリングの実力
13種類のドラムキットとグルーヴ機能
MODO DRUM 1.5は、13種類のドラムキットを搭載。UKロック、ジャズ、メタルどうみてもNirvanaを意識したグランジなど様々なジャンルのドラムキット。
キットの中から、スネアやハットだけ変えたりすることも可能。
さらにMODO DRUM 1.5には、各ジャンルに合わせたリズムを即座に呼び出せるグルーヴ機能が搭載されています。グルーヴタブに登録されているリズムはドラッグドロップでMIDIにしてフレーズを書き換えることも可能です。
スネアの叩く位置、細かなカスタマイズでニュアンスを追求
物理モデリングすることでリアルな鳴りを再現しているMODO DRUM 1.5は、細かなカスタマイズにも定評があります。
例えば左右のスティックを変えたり、左右でスネアの叩く位置を変えたりすることが可能。本物のスネアと同じく、中心では芯を捉えたジューシーなサウンド、外側にいくにつれて乾いた音が出せるのはもちろん、ベロシティによってさらに細かなニュアンスを出すことが可能です。
さらに細かな部分では、スネアのパーツや、テンション、トップとボディの鳴りのバランスなど、相当自由度の高いカスタマイズができます。
ドラム設置環境と充実のエフェクト類
実際のドラムが録音される環境で大きく響きが異なるように、MODO DRUM 1.5も9種類の録音環境から選ぶことができます。
言ってしまえばリバーブですが、オーバーヘッドは生ドラム感を出すのにとても重要なポイントの1つ。
各パートをミックスするタブでは、それぞれにコンプやEQなどを使うことが可能。
デフォルトのままでも気持ちの良いサウンドになっていますが、人気のOPT系LA2Aや、FETの代名詞である1176が使えるのはとても嬉しいポイント。
GATEをうまく使うことで、タイトなグルーヴのサウンドに仕上げることも可能です。
MODO DRUM 1.5を実際に使ってみたのでレビュー
本物のドラマーが叩いているみたいなプラグイン
今回は13種類のドラムキットを同じフレーズで演奏してみました。
まず感動するのは、本物のドラマーが叩いているようなリアルさ。
録音したサンプルをただ再生するのではなく、機材の材質や形状などによって変化する振動をシミュレーションすることで、微妙なベロシティの変化で鳴りが変わります。
今回動画に入れることができませんでしたが、スネアロールのようなフレーズも超リアル。同じようにハットやライドをアクセントをつけながら16で叩くようなパターンも、揺れているライドを叩くようなリアルさがあって驚きました。
MODO DRUM 1.5の各ドラムキットはそのままでも十分に使えるセットアップですが、自分好みのスネアに変えたり、キックなどのチューニングを変えることも可能。
各パートの形状などを変えられるのは面白いですが、それ以上にトップとボトムの音量を変えられたり、パート毎にRoomやオーバーヘッドをどれだけ鳴らすか決められるのはミックスまでするDTMerにとっては嬉しいポイント。
グルーヴ機能が相当優秀なIK Multimedia
MODO BASSのグルーヴ機能もかなりベースの良さを活かすフレージングとベロシティでしたが、MODO DRUM 1.5のグルーヴ機能も即戦力間違いなしの実力。
ジャンルで絞り込んで気に入ったフレーズをドラッグ&ドロップですぐにMIDIとして使えます。
例えば、アクセントをつけながらのスネアの連打フレーズ。本当に叩いているような繊細なベロシティ。
グルーヴのあるソウル系のフレーズだと、絶妙にノートがスウィングしていてこれが良い感じのノリを生み出してくれます。
質感と鳴りがリアル!
タムやスネアの鳴りがすごくリアルです(下記動画の1:30あたりがわかりやすいと思います。)
叩く位置の設定によって、本物の打楽器同様に音も変わっていくMODO DRUM 1.5。エレドラと組み合わせることで、実際に叩く位置によって音を変えることも可能。これも激アツです。
MODO DRUM 1.5は、バンドル購入もかなりお得!
MODO MAX
MODO MAXの詳細はこちら
Total Studio 4 MAX
Total Studio 4 MAXの詳細はこちら
MODO DRUM 1.5のダウンロードはこちら
MODO DRUM 1.5の詳細はこちら