【レビュー】イギリスで人気のトラップ・Industrial特化型プラグイン・Glitchmachines Tactic

Glitchmachines Tacticとは？

まずはざっくり説明！Glitchmachines Tacticってどんなプラグイン？

TacticはGlitchmachinesによる革新的なパーカッシブフレーズジェネレーター。

IndustrialやTrapなど、ランダム感のあるサンプルフレーズや、金属感あるサウンドを作るのにおすすめのプラグイン。

8つのサンプルスロット、トリガーシーケンサー、ステップごとの確率設定、デュアルパラメーターシーケンサー、ジェネレーティブシーケンサー、強力なランダマイザーなどの機能を備え、640以上のファクトリーサンプルと115のプリセットを搭載。

高度に複雑なモジュレーションを構築することで、新しいフレーズをリアルタイムで生み出していくこともできるTactic。

この機能でこの値段は、間違いなく高コスパプラグイン◎

Glitchmachines Tacticのダウンロードはこちら

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Glitchmachines Tacticの主な特徴

8つのサンプルを読み込んで編集

Tacticでは、シーケンサーに割り当てる8つまでのサンプルを読み込むことが可能。

直感的なUIで、サンプリングの範囲を選択したり、サンプルごとのピッチ変更もできます。

なおTacticは、デフォルトで640以上のサンプルと115のプリセットが搭載されているので、購入した瞬間から高品質なトラップビートを制作することができます。

もちろん追加のサウンドも別で用意されています。

4つの独立したシーケンサー

Tacticには4つのシーケンサーが搭載されており、それぞれ独立してループの長さや再生方法を選択することができます。

例えば↓の例では、

サンプルを操作する１行目のシーケーンサーは1/16のリズムで2つ分だけループ、

２行目のパラメーターシーケンサーでは、1/4のリズムで6つ分をループ、ただし6つ目にいくと折り返してくる設定。

なおパラメータシーケンサーでは下記のパラメータを操作することが可能。

トリガー確率の設定とランダマイザー機能

Tacticの特徴的な機能の1つが、各サンプルのトリガーの確率を設定できること。

例えば↓の例では、

1つ目は54%の確率で鳴り、4つ目は100%必ず鳴ります。

この機能によって、フレーズがワンパターンになることを自動で回避できます。

またTacticのランダマイズ機能は、サウンドやサンプルをランダムに割り当て直すことで、予測不可能なサウンドデザインとシーケンスを生み出します。

Glitchmachines Tacticを実際に使ってみた！レビュー

AphexTwinのライブセットみたいなトラックが一瞬で作れる

動画内では7分弱、Tacticのデフォルトプリセットを選びながらパラメータをいじってみています。

たったこれだけでも相当クオリティの高いフレージングができました。

サウンドは聴いていただくとわかりますが、Aphex TwinのDJライブセットで流すような金属的でランダム感のあるインダストリアル系がメイン。

例えばこのサンプルを全てボーカルにしてシーケンサーを動かしてもめちゃめちゃ面白いトラックができそうだと感じました。

シーケンサーなのに、凝った感じのフレーズが作れる

シーケンサーを使うとワンパターンになりがちな印象がありますが、

Tacticのシーケンサーは「サンプルシーケンサーのトリガー確率 x 3つの独立したシーケンサーによるパラメータ操作」の組み合わせ。

ちょっといじっただけでも相当に複雑なフレーズが生み出せます。

PluginBoutique内でも2,000件以上のレビューがあり、イギリスなどではめちゃくちゃ人気のTacticですが、日本ではほとんどこのプラグインを紹介しているページや動画を見ない・・・

これだけコスパも良くて、高機能なプラグインなので、あんまり人には教えたくないのかな、とか思ったり！

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、革新的なパーカッシブフレーズジェネレーターTacticを紹介しました！

IndustrialやTrapなど、ランダム感のあるサンプルフレーズや、金属感あるサウンドを作るのにおすすめのプラグイン。

気になる方はぜひこの機会にチェックしてみてください！

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