【2024年最新】ドラムマシンのプラグイン・おすすめ5選を比較しよう
最終更新日:2024/11/09
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今回はドラムマシンのプラグイン特集。
人気の808系アナログドラムシンセから、2024年発売のドラムサンプラーまで5選。どれも簡単に良い音が作れて、トラックにパンチとグルーヴができるおすすめのドラムマシンです。
目次
ドラムシンセ編
前半は自分で音作りをしていく「ドラムシンセ」系ドラムマシンプラグインをご紹介。
イチから音作りをするので、慣れると探すよりも効率がよくておすすめ。
それではドラムシンセのおすすめをご紹介。
おすすめ①万能の音作り系ドラムシンセ | Softube Heartbeat
数々の人気ハード機材の良さと、Softube独自のシンセシスとの革新的な融合に成功したプラグイン。
筆者が一番最初に買ったドラムマシンでもある、美味しいとこどりの万能ドラムシンセです。
キックやスネアなど8つのパートには、それぞれ6種類のシンセプリセットを搭載。
例えばキックにはパンチのあるエレクトロ系のTR909、ヒップホップなど独特のもっちり感のTR808、ストンという乾いた音がディスコやHouse向きの606など、ドラムマシンで出したい音は大抵作れるSoftube Heartbeat。
さらにスネア、クラップ、ハイハットのオーガニック感が欲しい3点は、波形とシンセの音を混ぜ合わせて音作り可能。もちろんシンセ100%にして、電子的なスネアを使うこともできます。
さらにSoftube Heartbeatでは、単体のドラムショット以外に複数ショットをコンボとして鳴らせる機能や、1ショットごとに左右に音を散らすパン機能も搭載。
内蔵FXもドラムマシンに最適化されており、中でもサチューレションはドラムサウンドを肉厚にしてくれます。
とにかく万能なSoftube Heartbeat。
どれか1つだけを買うなら、一番おすすめなドラムシンセです。
Heartbeatの詳細はこちらおすすめ②音に厚みとグルーヴ感が欲しいなら | Nepheton 2 & Drumazon 2
世界で最も人気のあるアナログドラムマシン・TR-808TR-909を忠実に再現したNepheton 2とDrumazon 2。
この2つのドラムマシンプラグインは、808/909のファン以外にも、
- ・重み・パンチが欲しい
- ・リズムにグルーヴ感が欲しい
という方におすすめ。
人気の808を再現したドラムマシンプラグイン | Nepheton 2
Nepheton 2はRoland TR-808の特徴的なサウンドを再現したプラグイン。
もちっとして柔らかく、コシがあるような特徴的なキックは、搭載されている歪み系でHIPHOP的なサブベースに仕上げることも可能。
内蔵FXで実機にはない音作りをしたり、マルチバンドコンプやリミッターも搭載。10種類のプリセットではグルー効果を得ることもできます。
808サウンドの再現性を重視するなら相当おすすめ。筆者も808特有の質感が欲しい時はSoftube Heartbeatではなく、こちらのNepheton 2を使っています。
Nepheton 2の詳細はこちらTR909を再現したドラムマシンプラグイン | Drumazon 2
Drumazon 2は、エレクトロ系を中心にハウスやテクノで人気のRoland TR-909を再現したドラムマシンプラグイン。
とにかくパンチがすごいので、DAW標準の薄いキックから乗り換えるならDrumazon 2。なお2023年にはPIBアワード受賞を受賞した実力あるプラグインです。
グルーヴとノリを簡単に生み出すシーケンサー
Nepheton 2とDrumazon 2に共通して搭載されているシーケンサーも、おすすめポイント。普段プラグインのシーケンサーを使わない筆者も、このプラグインのシーケンサーはいつも使っています。簡単にグルーヴ感とノリが出せます。
サクッと打ち込んだらShuffleでグルーヴ感を調整し、アーティキュレーションでさらにリズムを広げていけるNepheton 2とDrumazon 2。
MIDIとしてもドラッグドロップ書き出し可能なので、ここで打ち込んで他のドラムマシンで使うのもおすすめです。
ドラムサンプラー編
音源が収録されているのですぐ使えて、初心者にもおすすめのドラムサンプラー系のプラグイン。
ドラムシンセが苦手とする生ドラム・オーガニック系のサウンドも使えるメリットがあります。
それではドラムサンプラーのおすすめをご紹介。
おすすめ③日本で爆売れ中!最注目のドラム音源 | UJAM Beatmaker
UJAM Beatmakerは、日本を中心に今爆売れしているというドラムマシンプラグインシリーズです。
ポップスやヒップホップなどをはじめ、EDM、レゲトン、ダブステからトラップまで14種類の各ジャンルに最適化されたそれぞれのプラグインは、簡単な操作でプロ品質のドラムサウンドを実現。
UJAM Beatmakerには、豊富なリズムパターンが最初から搭載されています。キーボードの1つを押すだけで、シンプルなビートから複雑なフィルまで自由自在。
もちろん、キックやスネアなどを1つずつ手作業で打ち込むこともできます。
さらにミックスのテイストや、パンチ・アナログ感などの調整もシンプルな操作で完結。複雑なEQやコンプ処理はスキップして、創作に没頭できる、まさにアーティストのためのUJAM Beatmaker。
おすすめ④8,000個以上の音源を収録した化け物級ドラムサンプラー | Klevgrand OneShot
Klevgrandが2024年に発売したばかりのドラムサンプラー系プラグインOneShot。
音作り系ドラムマシンとは異なり、高品質なサンプルを呼び出して使うドラムサンプラースタイル。生ドラムなどのオーガニックサウンドも得意なプラグインです。
収録されている音源は、なんと8,000個。Jazz、Electronic、RnBといったジャンルごとに分かれたプリセット内に細かなジャンルが200種類。キックやスネアなど、各パートごとの呼び出しも可能。
Humanaze機能で、1音1音にタイミング、音量、ピッチ、フィルター量のズレを加えてリアルなドラミングを実現。
読み込んだサンプリング音源は細かく調整できるので、Loopcloudなどと併用してサンプラーとして使ったり、パッドを叩いて打ち込みする人にも非常におすすめ。
Klevgrand OneShotの詳細はこちらおすすめ⑤Lofi系のドラムマシンならBeatSkillzがおすすめ
Lofi系ビートメーカーには、BeatSkillzというブランドのドラムマシンがおすすめ。
ヴィンテージのサンプラー機材の再現にかなり力を入れているので、オールドスクールなヒップホップやレトロポップにも◎
90sヒップホップに特化したドラムマシン | Vinylistik
先日別の記事でも特集した、90年代のオールドスクールにインスパイアされたドラムサンプラープラグインVinylistik。
本物のヴィンテージハードサンプラーを使ったサンプリング、アナログEQやプリアンプで処理されたドラム音源は、90s独特のざらついた質感。
Lofiヒップホップにもバッチリ相性の良いドラムキットが47種類収録されたVinylistikは、自分の音源を追加することも可能。
Vinylistikの詳細はこちら80sのドラムシンセ風サンプラー | Sequel 2
Vinylistikと同じプラグインメーカーが開発したSequel 2は、80年代のドラムシンセを彷彿させるドラムサンプラープラグイン。
ドラムシンセが好きだけど良い音をさっと使いたい場合、Sequel 2のようにドラムシンセをサンプリングした音源を使うのも一つの手。
自分で用意した音源をパッドに割り当てて音作りもできるので、Loopcloudなどと併用して使うと非常に自由度の高いサンプラー系のドラムマシンです。
Sequel 2の詳細はこちらドラム”マシン”のプラグイン特集
一口にドラムマシンといってもその種類は様々。
今回は王道のTR-808などのレトロなエミュレートドラムシンセから、ドラムサンプラーまで、リズムの音がでるドラム”マシン”に焦点を当ててご紹介しました。
ドラムマシンは2種類ある
ドラムマシンと呼ばれるものは大きく分けると
- ・シンセサイザーを使い、音を自分で作るドラムシンセ
- ・収録された音源を鳴らすドラムサンプラー
の2種類に分けられます。
ドラムシンセのメリットデメリット
ドラムシンセのメリットは、イチから音作りができるので慣れるとサンプルを探すよりも効率が良い点。一つの波形・セットから作れる音の幅も比較的広いです。
一方でデメリットは、生のスネアなどのオーガニック系サウンドが苦手なプラグインが多いです。前述のようにSoftube Heartbeatは、波形もミックスできるソフトシンセ系なので、オーガニック系もカバーしていておすすめです。
ドラムサンプラーのメリットデメリット
ドラムサンプラーのメリットは、誰でも簡単に良い音を鳴らすことができる点。また一度サンプルを読み込んだら比較的CPUへの負担が少ないです。
一方でデメリットは、1つのサンプルからの音作りの幅はソフトシンセに比べると狭いです。また良い音が出せるかどうかは使うサンプルの質に依存します。
今回ご紹介したドラムサンプラーは使い勝手が良くコスパも良い上に高品質なサンプを搭載しています。
筆者のおすすめ
今回紹介したプラグインはどれもイチオシプラグインですが、もし迷っている場合はSoftube Heartbeatがおすすめです。かなり幅広い音を作ることができます。
ただSoftube Heartbeatを含めドラムシンセ系は音作りしてなんぼなので、簡単に良い音をゲットしたい場合は、Klevgrand OneShotが良いと思います。
じっくり悩んで、長く使いそうな最高のプラグインを見つけてみてくださいね!
Softube Heartbeatのダウンロードはこちら
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Heartbeatの詳細はこちらNepheton 2のダウンロードはこちら
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Nepheton 2の詳細はこちらDrumazon 2のダウンロードはこちら
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Drumazon 2の詳細はこちらUJAM Beatmakerのダウンロードはこちら
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UJAM Beatmakerの詳細はこちらKlevgrand OneShotのダウンロードはこちら
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Klevgrand OneShotの詳細はこちらVinylistikのダウンロードはこちら
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