【動画あり】LofiにおすすめなArturia Tape Mello-fiをレビュー | DTMプラグイン情報
最終更新日:2024/11/10
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目次
Lofi専用プラグインArturia Tape Mello-fi
Arturiaが開発したTape Mello-fiは、その名の通り、メロウでローファイなサウンドを作るためのエフェクトプラグインです。
今回は同じくLofiで人気のローズのエレピプラグインと、SoftubeのドラムマシンHeartbeatに実際に使ってみたのでレビューしていきます。
Arturia Tape Mello-fiのダウンロードはこちら
早速Tape Mello-fiを使ってみたので、レビュー!
今回のセッティング
前述の通り、RhodesのエレピプラグインRhodes V8 Pro Virtual Instrumentと、SoftubeのドラムマシンHeartbeatに実際に使ってみました。
Rhodes V8 Pro Virtual InstrumentにMello-fi
正直ローズのエレピプラグインはプラグイン自体とてもクオリティーが高いので、そのままでもLofiに使えそうなサウンドなのですが、いざMello-fiをインサートしてみると、流石のLofi具合。
やはりテープ系プラグインだけあって、テープ特有の音の揺らぎやエレピのTimbreが心地よく歪むサチュレーションが、まさにLofiに打って付け。フィルターで低音を削ったり、逆に高音域を削ってこもらせたりしても、LofiBeatとうまくマッチしそうです。左側のプリアンプのセクションで歪みやトーンを調整できるので、エレキと合わせての音作りにも◎
Rhodes V8 Pro Virtual Instrumentの詳細はこちら
HeartbeatにMello-fi
ドラムマシーンに使うと、これぞローファのドラムという音に一瞬で仕上がる、まるで魔法のようなプラグインMello-fi。まず高音域が削られハイハットのピッチが下がったように感じ、よりハットの金属らしさが出ています。
同じくスネアも高音域が削られることで思ったようなローファイ特有のサウンドに仕上がります。合わせてWear(テープすり減り感)でキックのサウンドを汚しつつも、Preampのサチュレーションがサウンドを太く仕上げています。ドラムバス全体で見ると適度にグルー&サーというノイズもLofiムード盛り立てます。
Lofiトラックメーカーにとてもおすすめ
筆者は様々なテープ系や真空管などをサチュレータやエミュレーターを使ってきましたが、中でもこのMello-fiはローファイを作るのに、かなり気持ちの良い要素が凝縮されたプラグインです。
通常のテープ系エミュレーター等は、設定次第では音を汚したり、揺らがせたりすることが可能ですが、やはりローファを作る前提で作られているプラグインとは出せる音の幅が違うと感じます。
ただし、どれもとても素晴らしいプラグイン(笑)特にWavesfactoryのCassetteは1番最初に買ったプラグインでとてもお気に入り。SoftubeのTapeやUADのA800もミキシングでよく使用しているプラグインです。
最初からローファを作る目的のプラグインを使う事はかなりのチートに感じますが、それでも一瞬でここまで気持ちの良い音が作れるプラグインは非常におすすめです。
Lofiトラックメーカーの方はぜひ一度試してみてください!