【動画あり】TB-303のプラグインならArturia Acid Vがおすすめ
最終更新日:2024/11/10
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目次
Arturia Acid Vの概要
TB-303を忠実に再現しつつ、音作りの幅を広けたArturia Acid V
ArturiaのAcid Vは、RolandTB-303を忠実に再現しながらも、さらに幅広い音作りができる機能が加えられたプラグイン。
主にアシッドハウスやアシッドテクノなど電子的で歪みながらも、フィルターをかけたようなサウンドが特徴。特にその図太さからベースや、リードシンセとして80年代以降の様々なダンスミュージックやEDMに使用されてきました。
↓TB-303のサウンドといえば、このなんとも言えないResonanceとDrive!
Arturia Acid Vダウンロードはこちら
実際にArturiaのAcid Vを使ってみたのでレビュー
まず音は、あのTB303サウンド
実際のAcid Vを使ってみた動画がこちら↓
豊富なファクトリープリセットを1つずつ呼び出しつつ、途中Cutoffやディストーションなどのパラメーターをいじってみました。
動画を見てもらうとわかりますが、音はまさにTB303の図太くフィルターが効いたぶりぶりとした特徴的なサウンド。後述しますが、このプラグインにはエフェクトを設定するアドバンスモードや各パラメーターを周期的に変化させることで、音に変化をつける。モジュレーションも直感的に操作することができます。
ハードのつまみをいじるような感覚とはまた違いますが、ソフトならではの良い部分がかなり引き出せているプラグインだなと思いました。 ちなみに、ハードでゴリゴリとつまみを回したい人は、MIDIコンのつまみをソフト内のつまみに割り当てることもできます。
Acid Vにはハードにはないいろんな機能が追加されている
右側にあるボタンを押すことで、実際の機材にない7つのつまみが現れます。ここにはノイズの音量だったり、ベースBoost、Cutoff Range機能だったりがついているので、さらに幅広い音作りが可能になります。
加えてアドバンスモードを開くと、シーケンサーとモジュレーション、さらにエフェクトタブが現れます。
直感的ながらも細かい部分まで操作できる。シーケンサーはアルペジオモードとの切り替えが可能。最大64ステップまで シーケンスすることができ、ジェネレートボタンでDensityに合わせたリズムを生成することもできます。
最大3つまで使える独立したモジュレーションは、 各つまみに割り当てることで、周期的な音の変化をさせることができる機能。これによって4小節の後半に向かうにつれて歪みを増したり、フレーズ中にピッチを揺らがせたり、細かな音作りが可能です。
最後にエフェクトタブでは最大4つのFXを使うことができます。17種類のエフェクトの中にはディレイやリバーブコーラス、フランジャー、マルチバンドコンプレッサーなどTB303サウンドをベース用以上の幅広い音作りへと昇華させる機能となっています。
TB-303を再現したプラグインはいくつかありますが、中でもArturia AcidVはただの実機の再現にとどまらず、303サウンドをさらに飛躍させたとても優秀なプラグインです。この特徴的なサウンドをDTMに取り入れたい方にはおすすめなプラグインなので、ぜひ試してみてください!