【レビュー】8,000個以上の音源を収録したドラムサンプラーKlevgrand OneShot
最終更新日:2024/10/30
※本サイトには、アフィリエイト広告またはプロモーション記事が含まれている場合があります。
目次
8,000個以上の音源を収録したドラムサンプラーOneShot
Klevgrandが2024年にドラムサンプラープラグインOneShotを新発売しました。
8,000個以上の高品質なサンプル搭載したOneShotは、ジャンル分けしたドラムキットをサクッと呼び出して使うドラムサンプラースタイル。
生ドラムなどのオーガニックサウンドから、エレクトロ系の打ち込み的なサウンドまで幅広いサンプル音源を収録しています。
今回はこのOneShotを実際に使いつつ、レビューしていきたいと思います!
さすが最新のドラムサンプラー、音質100点!
近年ではサンプリング音源を気軽にDLできるプラットフォームが増えてきましたが、気になるのがその音質とクオリティ。
今回のOneShotは8,000個以上の音源を収録しているので、その一部だけプリセットを読み込む形で動画にしてみました。
生ドラム系のプリセットは、リアルドラムのように鳴る
70s Kit、Jazz Brushなどはリアルなドラムのフレーズを録音したような臨場感。そしてなんといってもエグいのがサンプル数。
例えば1つのスネアパートに対して28個ものバリエーションが内蔵されていて、ヴェロシティの強さによってシームレスに呼び出されます。
そりゃあリアルに鳴るわけですね!
もうひとつ、OneShotがリアルドラムっぽく仕上がる理由
OneShotがドラムっぽく仕上がるもう一つの理由は、マスターバスのFX。
プリセットごとに読み込まれるFXが異なりますが、特にFinalizerというFXがかなりの優れもの。トラック同士をまとめるグルーコンプとEQがセットになったこのFXは、バラバラの各パートをぴたりと接着し、1つのドラムサウンドに仕上げることが出来ます。
また個々のパートからSend形式で使用する2つのBusトラックには、ドラムに最適化されたリバーブやディレイ。録音スタジオでの生ドラムのような響きをリアルに再現します。
エレクトロ系のサウンドも、サンプルだとこんなに楽なのか
普段はNepheton 2やDrumazon 2などの808/909系のドラムマシンで音作りをしている筆者。
OneShotのエレクトロ系のプリセットを1つみてみると、最初からキック&ハット6種類ずつ、スネア3種類がセットされています。
音作りをしたりサウンドをロードし直す手間を省いて、しかも1曲中にいろんなキックを使えるというのは嬉しいですね。音ももちろん◎
個人的にはやはり途中でもっとDecayを縮めたい!というような気持ちになったので内蔵のGATEプラグインを使って余韻をなめらかにカットしました。生ドラムをタイトにしたい場合に使うのも良いですね。
サンプラーの機能も充実
OneShotは、お手持ちのサンプリング音源を読み込んで使うことも可能。細かく調整できるので、Loopcloudなどと併用してサンプラーとして使ったり、パッドを叩いて打ち込みする人にも非常におすすめとなっています。
またOneShotは、かなり優秀なHumanaze機能を搭載。1音1音のタイミング、音量だけでなく、ピッチやフィルター量にもズレを加えることでリアルなドラミングを実現。
Klevgrand OneShotのダウンロードはこちら
Klevgrand OneShotのダウンロードはこちら
Klevgrand OneShotの詳細はこちら