【UAD新発売】ミックス王道・SSL 4000 E Channel Stripでボーカルをクリアに、ベースにリアル感を
最終更新日:2024/10/30
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数々の名盤で使用されたSSLコンソールを忠実に再現したプラグイン・SSL 4000 E Channel StripがUADから新発売!ドラムやボーカルなどあらゆるトラックに使用でき、オールドスクールで基礎的なミックスならこれ1つでOK。ボーカルをクリアにしたり、ベースにリアル感を出すなど、機能解説しつつレビューしていきます!
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目次
ボーカルをクリアにすることも、ベースにリアル感を出すことも
Universal Audio SSL 4000 E Channel Stripは、まさにSSLミキシングコンソール卓そのままなので、使い方次第でボーカルをクリアに仕上げたり、ドラムの各パートを調整したり、使い方はあなた次第。
こちらの動画の後半に、わかりやすい例が紹介されています。全て英語ですが、サウンドとつまみを見ると意味が理解できるはずです。
コンプとEQ、プリアンプによるサチュレーション、Gateでノイズ除去など、ミックスの基本部分が全て揃ったSSL 4000 E Channel Strip。
グラフィカルではないEQや、ぱっと見のつまみの多さが初心者には抵抗があると思いますが、あらゆるトラックに使用することができ、オールドスクールな方法でのミックスが可能です。
UAD SSL 4000 E Channel Stripを解説&レビュー
というわけでぱっと見、かなり複雑そうなChannel Stripを、今回は実際に使ってレビューしつつ、機能を紹介していきます。
ボーカル・ドラムに質感を加える | PreAmpセクション
まず左上のプリアンプセクションでは、ゲインを上げることでアナログ的な質感を追加することができます。LINEとMicの切り替えはFLIPで可能。
特に打ち込みのドラムにリアルさが足りない時に、MicモードでGainを上げていくとかなり本物感が出ます。その際は-20dBボタンを選択して音量が上がりすぎないようにしましょう。
音の粒を揃えたり、グルーブを出す | Dynamicsセクション
続いてコンプレッサーとGateをかけられるDynamicsセクション。
トラックの音量の粒を揃えたり、パンチを出すことができます。SSL 4000 E Channel StripのコンプはクラシカルなVCAなので、FETやTUBE系よりも素早いアタックにも対応でき、ドラムなどのトランジエントの強いトラックも自然に処理可能。F.atkボタンはファーストアタック、トランジェントを潰したサウンドを作る際に使用します。
同じDynamicsセクションの下部は、小さい音を抑えるGateと、小さい音を抑えつつ大きい音を目立たせるエクスパンションがセットになっています。
ノイズリダクションとして使ったり、歯切れのいいサウンドデザイン、リリースタイムを調整してドラムにグルーヴ感を出すのにも良い感じです。
EQ&Filter
BlackとBrownの2タイプで切り替えのできるEQとFilterは、Blackでより細かな調整Brownでより自然なEQingができます。
PreDYMボタンを使うと、コンプの前にEQを持ってくることができるので、しっかりEQ処理した後でコンプをかけることができます。
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