UAD新プラグイン・Verve Analog Machines Essentialsをレビュー

UAD新プラグイン・Verve Analog Machines Essentialsをレビュー

最終更新日:2024/05/03

2024年4月4日、Universal Audioが待望の新作プラグインを2つリリースしました!その名もVerve Analog MachinesVerve Analog Machines Essentials

本記事では、

・Essentialsの特徴紹介・レビューをしていきます。

Universal Audio、待望のオリジナルサチュレーションプラグイン!

アナログ機材のエミュレートに定評のあるUADが、待望のオリジナルサチュレーションプラグインを2つ発売!

Essentialsは、機能が色々制限されているのでおすすめはVerve Analog Machines。でもまずはその機能を見ていきましょう。

Verve Analog Machines

Verve Analog Machines Essentialsの特徴

4種類のテープサチュレーターが1つのプラグインに

Verve Analog Machines Essentialsは、アナログテープサチュレーター4種類のモデルを搭載したUniversal Audioのプラグインです。


アナログテープ特有のサチュレーションでキックやベースに厚みを持たせたり、エレピにテープの揺らぎを付加したり、ギターを激しく歪ませることもできます。

ちなみに上位機種であるVerve Analog Machinesには、この4つのほかに真空管やトランジスタなど多様なマシン6台、合計10種類のアナログサチュレーターを搭載。

ワンノブでアナログ的な歪みを調節

4つのサチュレーターには、Driveつまみが1つだけ搭載されています。かなりシンプルですが、プラグインは高品質、さすがUniversal Audio。アナログ感溢れる歪みをトラックに簡単に取り入れることができて、初心者にもおすすめのVerve Analog Machines Essentials

ちなみに上位機種のVerve Analog Machinesには、マシンごとに特有のコントロールが追加されていて、テープの揺らぎ感やトーンなどを調整することができます。一度使うと、確実にVerve Analog Machinesがいい!となりますが、Essentialsもかなりのハイクオリティサチュレーターです。

実際に使ってみた!Verve Analog Machines Essentilsをレビュー

今回はエレピ、ギター、ドラムマシンにVerve Analog Machines Essentialsを使ってみました。Verve Analog Machinesとの比較ともしながらレビューしていきます。

リアル感を出すためのサチュレーション

今回はまずRhodesが発売しているRhodes V8 Pro Virtual Instrumentに、Verve Analog Machines Essentialsを使ってみました。

やはりテープの揺らぎも調整できるVerve Analog Machinesを使った後なので、物足りなさはありますが、driveワンノブでも歪みを弱目にして、”リアル感”を演出するサチュレーションとして使うには十分。よりアナログ感・ゆらぎが欲しい場合はVerve Analog Machines。

キックに厚みを出すのには、アナログテープが最適

D16 GroupのTR-808エミュレーション・Nepheton 2にVerve Analog Machines Essentialsを使ってみました。

やはり低音に厚みを出すのにはアナログテープが最適だよな、と思わせるようなthickenのサチュレーション。ミックス時キック単体やベース単体に使う際にも十分に使えるクオリティです。ワンノブなのに本当にすごいですね!

ちなみに、Verve Analog Machinesではかなりアグレッシブなサチュレーターが搭載されているので、ドラムバスを別物のように仕上げることもできます。またハットにざらついた質感や、スネアに厚みをつけるのには真空管やトランジスタ系のサチュレーターもついたVerve Analog Machinesがおすすめです。

アナログテープ的な歪みを付加するのにはOK

今回は愛用のテレキャスにVerve Analog Machines Essentialsを使ってみました。

アナログテープ的な軽めの歪みを付加するには◎

Verve Analog Machinesを使った後だと、より強い歪みのoverdriveやfireや、弱めdrive設定で甘い真空管のクリーントーンになるdistortが欲しくなるというのが正直なところ。

Verve Analog Machines(左)とEssetials(右)

またLofi系トラックならVerve Analog Machines一択だと感じます。使い所にもよると思いますが、ピンポイントでテープ感が変えられないのは、まさに痒いところに手が届かない状態。ちなみにVerve Analog Machinesはこちら↓

EssentialsとVerve Analog Machinesの違い

ざっくりとした違いは下記の通り。

詳しくはこちらで解説しています。

Verve Analog MachinesEssentials
sweeten⚪︎⚪︎
(drveコントロールのみ)
edge⚪︎
glow⚪︎
warm⚪︎⚪︎
(drveコントロールのみ)
thicken⚪︎⚪︎
(drveコントロールのみ)
vintagize⚪︎⚪︎
(drveコントロールのみ)
distort⚪︎
overdrive⚪︎
fire⚪︎
sputter⚪︎

Verve Analog Machinesのダウンロードはこちら

Verve Analog Machines Essentials

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Verve Analog Machines Essentialsの詳細はこちら

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