Simple Delay Time
シンプル・ディレイタイム計算機
BPM
BPMをミリ秒(ms)にリアルタイム変換
クリックでコピーできます
1/1
全分音符
1/2
2分音符
1/4
4分音符
1/8
8分音符
1/16
16分音符
1/32
32分音符
1/64
64分音符
1/128
128分音符
1/256
256分音符
コピー完了
DAWへ戻ってペーストしましょう。
お疲れさまでした。
シンプル・ディレイタイム計算機とは
シンプル・ディレイタイム計算機はWeb上で使えるBPMをミリセカンド(ms)に変換するシンプルな計算機です。ディレイタイムの計算やコンプレッサーのアタックタイム・リリースタイムの計算に使ってください。
シンプルディレイタイム計算機の使い方
①初期設定80になっているBPM入力欄に、プロジェクトのテンポを入力してください。
②入力と同時にリアルタイムでmsが計算されます。
③好みのディレイタイムのボックスをクリックすると自動でコピーされるので、DAWに戻ってディレイタイムに貼り付けましょう。(多くのプラグインで数値をダブルクリックすると数値を入力できる状態になります。)
ディレイタイムの計算方法
テンポに合わせてディレイタイムを計算する上で知っておきたいのがBPMの定義です。BPMとは1分間に何個の四分音符が入るか表した数値なので、仮にBPM120の場合には1分間に120個の四分音符が入るテンポということになります。
つまりBPM120のトラックの1分間の小節数は、
120 ÷ 4 = 30小節
そして1小節分の時間は、
60秒 ÷ 30小節 = 2秒
よって、BPM120の時の全音符のディレイタイム(小節の頭で音を出したらディレイ音が返ってくるのが次の小説の頭)は、2秒=2000msということになります。
ms(ミリセカンド)とは、ミリ秒を表す単位で、ミリ秒とは1秒の1000分の1を表す非常に小さな時間の単位です。
あとは欲しいディレイタイムに合わせてさらにこの数値を計算していきます。
4分音符の場合
2000ms ÷ 4 = 500ms
16分音符の場合
2000ms ÷ 16 = 125ms
などなど
四分音符のタイミング(1小節を4分の1にしたタイミング)でディレイ音が音が返ってきて欲しければ、ディレイの目盛を1/4またはそれに対応するmsで設定すればOKです。
ディレイタイム計算機の応用
ディレイタイム計算機は、ディレイタイムを計算するだけでなくコンプレッサーやリバーブのパラメータを計算するのにも非常に役に立ちます。
コンプレッサーのアタック&リリースタイム
通常コンプのアタックタイムは、トラックが持つトランジェントによって決まるため計算で割り出してしまうのはナンセンスです。詳しくは↓で解説しています。
しかし
・サイドチェーンを使ってキックとベースの音域が被るのを防ぐ
・ノリを出すためにダッキングさせる
というケースではテンポとマッチしたアタックタイムとリリースタイムを設定する必要があります。詳しくは↓で解説しています。
リバーブのプレディレイ&ディケイ
リバーブを設定する際につい適当にセットしてしまうプレディレイ&ディケイ(predelay & decay/reverb)ですが、なんとなくの適当な値を排除していくことでトラックのクオリティが少しずつ向上していきます。
プレディレイはリバーブ音が鳴り出すまでの時間ですが、0msにすると原音と被ってしまい、クリアなミックスが難しくなります。(狙ってやる場合にはもちろんOK)
またリバーブのディケイ(この値がリバーブという設定名のプラグインもあります。)はリバーブが鳴っている時間ですが、次に来る原音までに成り終えることで不要な重なりのないすっきりしたミックスが可能です。
詳しくはこちらで解説と計算可能なので、特にボーカルを使ったトラックや、すっきりしたミックスを目指す方は使ってみてください。