【シンセ豆知識】Roland JUNOシリーズが人気の理由・DTM用おすすめプラグインも紹介
最終更新日:2024/10/30
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目次
Rolandの人気シンセサイザー・JUNOシリーズ
温かみのある独特なサウンド、自由な音作り
1982年に発売されたRoland Juno-6を皮切りに、1980年代に絶大な人気を誇ったシンセサイザーシリーズ・JUNO。
温かみのあるサウンドと多彩なエフェクト、リードはもちろんベースやパッドなど幅広いパートの音作りが1台でできる機能性。そして他のシンセより安価だったこともあり、爆発的に広がったRolandの人気商品。
独特なサウンドとやJUNOの代名詞であるコーラスエフェクトは、現代のDTM制作にも再現プラグインとして使われる人気プラグインとなっています。
Junoが使われた有名な曲
誰もが聞いたことのある、印象的なフレーズはJuno-60を使用。
Juno-106サウンドのTame Impala
こちらも印象的なシンセリフのMGMTでもJuno-106
発売されてから時代を問わず、現在まで使われ続けているJUNOシリーズ。
「Juno-6」、「Juno-60」、「Juno-106」の3つのモデルの違い
現代版としていくつかのモデルが出ているJUNOですが、原点となったのは3つのJUNOシリーズである「Juno-6」、「Juno-60」、「Juno-106」。
メモリ容量の増加によって保存できる音色が増えたこと以外に、Juno-6とJuno-60には大きな違いはありません。
Juno-106からはDOCが新しくなったので、他の2モデルと比べて下記のような違いがあります。
- Juno-60と比べるとややクリーンで安定したサウンド
- フィルターの設計も異なり、Juno-60に比べると少し明るくクリアな音
- Juno-106のコーラスは、Juno-60よりノイズレス
JUNOシリーズを再現したプラグイン、DTMでJUNOを使おう!
JUNO-106サウンドを再現 | Cherry Audio DCO-106
Juno-106を再現したプラグイン・Cherry Audio DCO-106。
オリジナルのJUNO-106のファクトリープリセットを含む330以上のプリセットを搭載。最大16音までのポリフォニーシンセです。
リードサウンドはもちろん、キーボード、ベース、Pluckなどオリジナル同様に幅広い音作りができるDCO-106。
MPEにも対応しているので、Fluid Chordを使って実機ではできないコードをグラインドするような面白い使い方もできます。
レトロなサウンドながら、現代音楽にもしっかりと使える芯のあるサウンドをもつDCO-106。JUNO系サウンドを探している方はぜひ試してみてください!
DCO-106の詳細はこちらJUNO-6サウンドを再現 | Arturia Jun-6 V
初代のJUNO-6サウンドならArturia Jun-6 Vがおすすめです。
シンプルで使い勝手の良いJUNO-6の機能性を、そのままプラグインにも落とし込んだJun-6 V。
こちらも最大32音のポリフォニックシンセ。Arturia独自のTAE®技術が使われており、アナログシンセJUNO-6のディテールまでクリアに再現。
Jun-6 Vは、Arturia V collectionというシンセパックにも含まれているので、アナログシンセサウンドが大好きな方はまとめてゲットできるのでお得です。
Jun-6 Vの詳細はこちら