Humanoid レビュー | 手軽で簡単!綺麗なボコーダー/トークボックスサウンドが作れる、おすすめプラグイン
最終更新日:2024/10/30
※本サイトには、アフィリエイト広告またはプロモーション記事が含まれている場合があります。
目次
超手軽にダフトパンク風の”あの”ボーカルが作れる・Humanoid
Humanoidは、ダフトパンク風を連想させるようなボコーダー/トークボックス風のロボットボーカルが作れるプラグインです。
ボコーダー系のプラグインは豊富にありますが、中でも手軽に使えてしかも仕上がりが綺麗なので、初心者にもおすすめ。
しかも細いカスタマイズもできるので、しっかり音作りしたい方にもぜひ試してほしいプラグイン。
今回はHumanoidをゲットしたので、実際に使いながらレビューしていきたいと思います。
Baby Audio Humanoidのダウンロードはこちら
Humanoidの詳細はこちら
綺麗なVocoder/トークボックスボーカルが、簡単に作れる
とにかく手軽で簡単、なのに綺麗な仕上がり!
Humanoidは、3種類のモードでボーカルをロボット的な仕上がりにしていきます。
- scaleモード: 指定したスケール内で、自動でボーカルのピッチを合わせる
- noteモード: 表示された鍵盤で指定した音程に合わせる
- midiモード: 打ち込んだり、リアルタイムで弾いたmidiの高さに合う
Robotifyでロボット感を調整したり、formantを使って声の特性を変えることも可能。この機能だけでも十分に購入する価値があるくらい、とても簡単に綺麗に仕上がります。
64種類の内蔵波形で、幅広いサウンドデザイン
Humanoidを使うと、シンセの波形と前項のボーカルサウンドをブレンド可能。
シンセを100%ブレンドすることで、ボーカルをそのままシンセとして使うこともできます。
デフォルトで内蔵されている64種類の波形ごとにサウンドが変わるのはもちろん、shapeパラメータで波形を変化させたり、octoveで上下にオクターブ音を付加することができます。
ボーカルの下処理からフィルターまで、全て完結
Humanoidが初心者にもおすすめの理由は、ボーカルの下処理からフィルターまで、全て1つで完結できる点です。
元となるボーカル音源は、不要なノイズを除去などをしないと綺麗にボコーダーサウンドを作ることは難しいですが、HumanoidのUtility機能には、小さい音量をカットするGateやSサウンドを弱めるde-ess機能がついています。
音を聞きながらパラメータを調整することで、非常にスッキリしたボコーダー/トークボックスサウンドが実現可能です。
さらにエフェクトセクションでは、音に広がりを持たせるwidenや、テープ的な音の揺らぎを加えるwarbleなども使用できます。単調になりがちなボコーダーサウンドに変化をつけるのに最適です。
Baby Audio Humanoidを実際に使ってみたので、レビュー!
今回はプリセットを使わず、デフォルトの状態から4分間ほど音作りをしてみました。
めちゃくちゃ簡単に、DuftPunk的なCoolなサウンドが作れる
動画を見てもらうとわかりますが、めちゃくちゃ簡単にかっこいいサウンドが作れます!
ただボーカルをHumanoidにSidechainで繋ぐだけで、もうダウトパンク的なサウンドに仕上がります。
コツとしては、元のボーカルの低音をEQでカットして、強めにコンプをかけて下処理しておくとさらに綺麗なサウンドになります。
ただHumanoidのUtilityにあるGateは優秀で、沈黙時の微妙な背景ノイズをサクッとカットしてくれます。
MIDIでノートを書いて使うことを前提にしていたのですが、scaleモードが想像以上にクオリティが高く、コードや複数ボイスを使うときはMIDI、単音で発声できる音域の時はscaleという使い分けが良いと思いました。
初心者からプロまでおすすめのHumanoid
サクッとかっこいいサウンドが作れるので初心者におすすめのHumanoid。
実は各パラメータの歯車ボタンを押すことで、さらに細かいカスタマイズが可能。しっかりディテールまで音作りしたい方にも是非試してみてほしい、おすすめプラグインです。
Baby Audio Humanoidのダウンロードはこちら
Humanoidの詳細はこちら