【厳選】2024年・本当に使える無料DAW、おすすめ4選と選び方
最終更新日:2024/10/30
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今回は無料で使えるDAW・4選を紹介します。
目次
ズバリ、無料DAWを選ぶポイントは?
無料のDAWを選ぶポイントは2つ。
- ・有償版が存在するDAWの無料版を選ぶべし
- ・ライブをする予定の有無で選ぶべし
それぞれ見ていきます。
ポイント① 無料のDAWは、有償版が存在するものを選ぶべし
無料のDAWを選ぶ1つ目のポイントは、「有償版が存在するDAWの無料版」を選ぶということです。
「無料で全て使えるDAWを選ぶ方がいいんじゃない?」
と思った方、その気持ちわかります。
ですが、あえて「有償版が存在するDAWの無料版」を選ぶ理由は、下記の4つ。
- ①DTMにハマり出すと必ずたくさんの機能が必要になる
- ②機能が必要になった際、完全無料のDAWでは限界がある
- ③そのタイミングで別ブランドの有料DAWに乗り換えると、使い方もファイルも0からでモチベ激下がり
- ④そもそも「有償版が存在するDAWの無料版」は機能がすごく充実!ずっと無料で使える!
ポイント② ライブをするか否かで、選ぶDAWが変わる
無料のDAWを選ぶ2つ目のポイントは、「ライブをするか否か」です。
DAWにはそれぞれブランドごとの個性があります。基本的にはDAWは作曲をする際のウツワでしかないので、どれを選んでもOKです。ただししライブをするのであれば圧倒的に不向きなものがあります。
個人的には、以前バンドをやっていた、または現在進行形でやっている方は、ライブで使う可能性が大いにあると思うので、ライブができるDAWを選んでおく方が良いと思います。
これらを踏まえて、あとは好み
前述の2つのポイントを抑えたら、あとは好み。全て無料なので実際にダウンロードして、操作してみましょう。
説明を読まなくても使えるDAWや、使い方を調べたのになぜが音が出ないDAWも出てくると思います。有償版を買ったわけではないので、ここでストレスを感じる必要はありません。このタイミングでは相性が悪いと割り切って次のDAWを試してみましょう。
DTMをやっていく上で、上達の近道はなんでも試してみること!
それではおすすめの無料DAWを紹介していきます。
Ableton Live 11 Lite | 最先端のDAW
Ableton Live 11 Liteの特徴
Ableton Live 11 Liteは、プロフェッショナルな音楽制作ソフトウェアAbleton Liveの機能を一部制限した無料バージョンです。音楽制作の基本を学びたい初心者や、手軽に音楽を作りたい人には十分な機能。ライブ演奏でも使えます。
- 最大8トラックまで使える: オーディオ(声やギターの録音など)とMIDI(打ち込み)合わせて最大8トラックまで使えます。やや少ないですが初心者には十分なトラック数です。
- 豊富な音楽制作ツール: 作曲用のシーケンサーツール、ループツール、サンプリングなど音楽制作に必要な基本ツールが全て入っています。
- 内蔵音源とエフェクト: 複数の内蔵音源やシンセ、エフェクト、プリセットを備え、多様な音楽ジャンルの制作に対応します。
- MIDIサポート: MIDIキーボードやコントローラーを接続し、リアルタイムで演奏や録音が可能です。
- 世界中で人気のDAW: Abletonは世界中でとても人気のあるDAW。英語はもちろん、日本語でも大量のチュートリアルがあるので、わからないときにすぐ調べられます。
- ライブ使える軽量設計: ソフト自体の動作が軽く、ライブでの使用も可能です。
- ミキサー:ミキサーがついているので、作曲後に簡単なミックスが可能。
Abletonはこんな人におすすめ
ライブを前提にしてDAWを選ぶ際は、Abletonで間違いないでしょう。またサンプリング音源をループさせて曲を作る場合にも、Abletonはかなりおすすめです。
Abletonは2015年くらいからグングンと人気になってきたイメージがあり、現在もとにかく多くの人が使っています。選んで間違いないおすすめDAWの一つです。
Ableton Live 11 Liteの無料ダウンロードはこちら
GarageBand | Macユーザーなら圧倒的におすすめ
GarageBandの特徴
GarageBandは、MacおよびiOSデバイス用の無料音楽制作ソフトウェア。とにかく使いやすくて豊富な機能を搭載しています。有償版のLogicにアップグレードするとライブでも使えるDAWへと進化&大量のサンプリング音源とプラグインがついてきます。
- 最大255トラックまで使える: オーディオが最大255トラックも使える!プロでも使いきれないトラック数です。打ち込み用のMIDIの最大トラック数の記載が公式にありませんが、使っていて足りなくなった記憶はありません。
- 豊富な音楽制作ツール: 作曲用のシーケンサーツール、ループツール、サンプリング音源など音楽制作に必要な基本ツールが全て入っています。
- 内蔵音源とエフェクト: あらゆるジャンルに使える100種類以上のシンセサウンド他、ピアノやギター、ドラムなど作曲に必要なものは一通り揃っています。エフェクト類も初心者が使うには十分な種類が揃っています。
- iOSアプリと連動 : iOS版のGarageBand内で作ったデータをMac版で編集することもできます。iOS版ではキーボード、ギター、ベースなど、リアルに反応する美しいタッチインストゥルメントが用意されています。
- ミキサーがついていない: ミキサーがついていないので、作曲後に曲のバランスをコントロールするミックス作業をすることはなかなか難しい(アップグレードしたLogicでは可能)
- 有償版のLogicは、現代の代表的なDAWの一つ: GaregeBandは世界で一番有名なDAWですが、有償版のLogicも代表的なDAWの一つです。ちなみに筆者が最終的に選んで10年近く使っているのはLogicです。
Garagebandはこんな人におすすめ
Macを使っている人はまず落としてみると良いでしょう。さすがAppleが開発しているだけあって、かなり使いやすい上に色々楽器も入っているので楽しく作曲ができると思います。
またアップグレードしたLogic pro Xは、Abletonと並んで世界標準となっているDAW。欠点としてはMacでしか使えないこと、つまりMacユーザーは途中でWindows PCへと買い換えることができず、WIndowsユーザーはそもそも使えません。ただそれを差し引いても使いやすいDAW!
GarageBandの無料ダウンロードはこちら
Cubase LE | 一世を風靡した打ち込みソフト
Cubase LEの特徴
- 最大24トラックまで使える: オーディオが最大16トラック、MIDIが最大24トラックまで使用可能。
- 豊富な音楽制作ツール: 作曲用のシーケンサーツール、ループツール、ドラムエディターなど音楽制作に必要な基本ツールが全て入っています。
- 内蔵音源とエフェクト: アンプシミュレーターやバーチャルインストゥルメント、サンプリング音源ライブラリ、23種類のエフェクトを搭載。
- ミックスまでできる: 曲が完成した後に、音のバランスを整えるミックスという作業があります。Cubase LEでは、ミックスコンソールに最大4つまでのセンドBusが使えてミックス作業も行えます。
- 一世を風靡した打ち込みソフト: 一番最初の発売は1989年という超老舗的ブランドによるDAW。筆者もはじめて使ったDAWはキューベースでした。
Cubase LEはこんな人におすすめ
WindowユーザーでAbletonが気に入らないか、ミックスまでしたいからGaragebandが選べない方におすすめ。
Cubase LEの無料ダウンロードはこちら
Studio One Prime
Studio One Primeの特徴
- 無制限にトラックを使える: オーディオとMIDIトラックを無制限に使うことができます。
- 豊富な音楽制作ツール: 作曲用のシーケンサーツール、ループツール、ドラムエディターなど音楽制作に必要な基本ツールが全て入っています。
- 内蔵音源とエフェクト: 2GB相当のバーチャル楽器が含まれる、10種類のエフェクトを搭載。
- 外部VST/AUプラグインが使えない: DAW内で使えるエフェクトやバーチャル楽器は後付けで購入したり、ネット上から無料のものをDLして使うことができますが、Studio One Primeはこれができません。(有償版にするとできます)
Studio One Primeはこんな人におすすめ
外部プラグインが使えないので、Studio Oneへアップグレードする前提の人におすすめです。Studio One Primeはかなり制限があるDAWなので、できればその他3つのDAWを使う方がおすすめですが、まずはDLして実際に使ってみましょう!