
【最新サチュレーター】Softube Drawmer 1976 | 3バンドサチュレーターでミックスに温かみとグルーを追加
最終更新日:2025/02/18
※本サイトには、アフィリエイト広告またはプロモーション記事が含まれている場合があります。
Softubeがリリースした最新のサチュレーションプラグインDrawmer 1976 Three Band Saturator。ハードウェアの温かみを忠実に再現し、ミックスに温かみと立体感を与えられる3バンドのサチュレーターの特徴を解説していきます。
早速みていきましょう!
目次
Softube Drawmer 1976とは?
伝説的ハードウェアをプラグインで再現したプラグイン

Softube Drawmer 1976は、伝説的な3バンドサチュレーターDrawmer 1976 Stereo Three Band Saturation and Width Processorを精密に再現したプラグインです。

ハード機材として親しまれた温かみのある歪みとステレオ幅調整の機能を、デジタル環境でも忠実に再現でき、アナログならではの温かみやキャラクターを手軽にDAW上で実現できます。
Softube Drawmer 1976 Three Band Saturatorのダウンロードはこちら
Drawmer 1976 Three Band Saturatorの詳細はこちら
主な特徴と機能
3バンド独立型サチュレーションで細部までコントロール
Softube Drawmer 1976 Three Band Saturatorの最大の特徴は、低域・中域・高域の3つの音域に対して別々の歪みやステレオ的な広がりを与えられる点。各周波数帯ごとにサチュレーションの強さを細かく調整することで、個々の楽器に最適な歪みや温かみを与えることが可能です。

なお、この3つの音域は可動式となっており、X-OVERノブを調整することで 自分好みの領域に対して調整が可能。それぞれのバンドごとにバイパスとミュートができるので、各バンドごとにしっかりとした調整できて使い勝手が良いです。
ステレオ幅コントロールとモノチェック機能
各帯域には独自のステレオ幅調整機能が搭載されています。ハイハットなどの高域に空間的な広がりを出しつつも、キックやベース等の低域はセンターにまとめるといった、細やかな音像コントロールが可能。

また、モノチェック機能を利用することで、モノラル再生時にどの部分が失われるかを確認できるのもありがたいです。
細かな機能がミックスのディテールを決める

プラグイン専用の低域・高域カットフィルターや、各帯域のLEDメーターによる視覚的なレベル確認機能が装備されており、リアルタイムで信号の状態を把握しながら最適なサチュレーションとステレオイメージを実現できます。直感的なミックスコントロールにより、原音とエフェクトのバランスを簡単に調整できるため、効率的な作業が可能です。
ボーカル、ドラム、ミックスにひと味を加えたい時に使いたいDrawmer
808との相性が神すぎる
Softubeが出してる3分ほどの公式チュートリアルビデオ中でも、このプラグインの良さを爆発的に引き出しているのが808に対して使用した際です。
サブベースにちょうど心地よいサチュレーションが加わり、 なんとも気持ちの良いサウンドデザインに。 シングルバンドの通常のサチュレータでは、ハットやクラップも一緒に歪んでしまうところを低音域だけ歪ませることができるのもSoftube Drawmer 1976 Three Band Saturatorの良さ。
ドラムバスともかなり相性が良く、高音域に広がりを出したりキックにパンチを出したりこれ1台で打ち込みのドラムも、かなりリアルな雰囲気を出せるようになります。
ボーカルやシンセ、ギターやベースにも
Softube公式ビデオでは、ボーカルに対してがっつりサチュレーターを使って拡声器のようなエフェクトをかけていますが、 声の成分を意識しながら高域のサチュレーションで艶やかな輝きを与えたり、低音にパンチを出すようなよりミックス的な使い方も可能です。
また通常のサチュレータに比べると、3バンドに分かれている分、かなり細かく音作りができるので、 サウンドデザイン用に1つ持っていても、出番が多い歪みの1つになると思います。
Lofiにしたいときはミックス全体に使ってもOK
個人的にはローファイにしたい時はマスターバスに対して使うのもありですが、そうではないジャンルの場合には、必要な楽器にだけ使う方がオススメです。Softube公式ビデオではマスターバスに対しても使用していて、ドラムバスと同様にグルー効果でトラックにまとまりが生まれたり高音域に煌びやかさが付加できますが、一方で 必要ない部分にも歪みがかかってしまうことがあるので要注意です。

