【2024年・4選】ビットクラッシャーのおすすめプラグインを比較
最終更新日:2024/11/09
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今回はビットクラッシャープラグインのおすすめ4種類をご紹介します。
一口にビットクラッシャーといっても、プラグインごとに特徴がはっきりと分かれています。
それぞれ比較しながらみていきましょう。
目次
6種類のヴィンテージのエミュレート | SampleX V3
本ブログでも以前取り上げたヴィンテージのサンプラーをエミュレートしたプラグインSampleX V3。
ビットクラッシャーはもちろん、右側についているハイパス/ローパスフィルターもシンプルで使い勝手の良いプラグイン。
動画後半のプツプツと途切れていく感じが特徴的で味わい深いビットクラッシャー。
6種類のエミュレーター毎にニュアンスが変わるので、ぜひ一度試してみてください。
SampleX V3の詳細はこちらあばれん坊ビットクラッシャー | Bite Harder
ヴィンテージを極めたSampleX V3とは対照的に、Bite Harderはデジタルプラグインの魅力が詰まったビットクラッシャー。
ビットクラッシャーから激しめのディストーションまでデジタル的で洗練された歪みを作るのに最適です。
指定の間隔で音が途切れるshutterや同じ部分を繰り返すリピートなど、ビットクラッシャーと相性の良い機能がセットになっているのも嬉しいポイント。
プラグインメーカーdeniseが前作My Crushを飛躍的に進化させたビットクラッシャーver2。やみつきになる歪みをぜひ一度試してみてください。
Bite Harderの詳細はこちら上品かつ上質なビットクラッシュ | Decimort 2
今回紹介する中で一番ビットクラッシャーに特化しているプラグインがDecimort 2。
SampleX V3と同様にこちらもヴィンテージサンプラーをエミュレートしたプラグインですが、全面にヴィンテージテクスチャを押し出しているSampleX V3に対して、Decimort 2は上品なヴィンテージ感。
ミックスでサチュレーションを加えるのにも使えそうなビットクラッシャーDecimort 2。
ResolitionとResamplerを下げていくと他プラグインと同じようにしっかりビットクラッシュされます。
プラグイン販売サイトPluginBoutique内のビットクラッシャーカテゴリ内で一番評価が高いのもDecimort 2。
Decimort 2の詳細はこちら多機能Lofi音作りメーカー | RC-20 Retro Color
音を劣化させる手段はビットクラッシャーだけではありません。
ノイズや音に揺らぎを加えるWobble、そしてビットクラッシャーなど6つのエフェクトパーツが1つになったのがRC-20 Retro Color。
ビットクラッシャー特化の他プラグインよりも幅広い音作りができ、VHSやレコードなどのプリセットも豊富。
左から4番目のDigitalというパーツがビットクラッシャーにあたるので、こちらもぜひ一度試してみてください。
RC-20 Retro Colorの詳細はこちらビットクラッシャープラグインの比較
今回ご紹介したプラグインの特徴をまとめてみました。
- ・SampleX V3 … サチュレーション強めなヴィンテージビットクラッシャー。フィルターもシンプルで使いやすく音作りに最適。
- ・Bite Harder … デジタル的なビットクラッシャー。ShutterやRepeatの機能や激し目なディストーションにも最適。
- ・Decimort 2 … 上品なヴィンテージビットクラッシャー。ミックス〜音作りまで幅広く使える。
- ・RC-20 Retro Color … ビットクラッシャーにとどまらない幅広い音作り・音を汚すのに最適
そもそもビットクラッシャーとは
ビットクラッシャーの特徴
ビットクラッシャーとは、アナログをデジタルに変化する際の音の劣化を意図的に発生させるエフェクトプラグインです。
劣化させる方法には
- ・サンプリングレートを下げる
- ・ビットレートを下げる
の2種類あり、それぞれで音のニュアンスが変わります。
またビットクラッシャーにはヴィンテージADコンバーター(Analog から Digitalへ変換するパーツ)をエミュレートしたタイプもあり、ヴィンテージ機材独特の温かみをもたらすサチュレーション効果を得ることができます。
ビットクラッシャーの用途・使用シーン
ビットクラッシャーは音を劣化させるので、Lofiはもちろん、
- ・キックやベースにサチュレーションを加えて音を前に
- ・パッド系のシンセに質感を加える
- ・激しくかけてエレクトロの飛び道具など
音作りからミックスまで幅広く利用できるプラグインとなっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
同じビットクラッシャーというカテゴリでも、プラグインによって特徴や使い所は様々。
今回紹介したプラグインは無料でデモ版が使えるので、気になるプラグインは1度試してみるのがおすすめです。
それではまた次回!