サチュレーターというプラグインを使うと、ミックスが格段に良くなります

サチュレーターというプラグインを使うと、ミックスが格段に良くなります

最終更新日:2024/01/09

今回はサチュレーターについての紹介です。

DTMに厚みや温かみを加えるアナログ的な歪みであるサチュレーション。リールテープや真空管アンプなどを再現したサチュレーターは現代のミックスシーンでの必需品です。

作った曲の味気なさやデジタル感を打開して、高品質なミックスに近づくためにサチュレーターの基礎とおすすめプラグインをご紹介していきます。

早速みていきましょう!

“温かみ”を生み出す、サチュレーターとは?

サチュレーターとは?

サチュレーターとは、DTMにおいてトラックにアナログ的な歪み(サチュレーション)を加えるプラグインのことです。アナログ録音の際に使われていたリールテープや真空管アンプなどは、意図せずに微量の歪みと倍音を生み出しており、結果としてトラックに厚みや温かみが生み出していました。

DTM用にヴィンテージのアナログ機材を再現し、

  • ・スタジオでテープで録音したような味のある音質
  • ・真空管アンプを使ったような厚み
  • ・アナログ卓を通した時の特有の音の変化

といった効果を得られるプラグインの総称をサチュレーターと呼びます。

注意したいのは、DTMにおいてサチュレーターは「曲をアナログ風にしたい人だけが使うプラグイン」ではありません。

「DTMで作った曲がなんだか味気ない」

DTMでせっかく作った曲が味気ないと感じる時、足りていないのはサチュレーションの可能性があります。

ボーカルやギターは基本的にインターフェースを通したデジタル録音。ソフトシンセなどはDAW内で完結するため、ミックスしてみても各トラックがうまく混ざり合わなかったり、プロの楽曲に比べると音に温かみや厚みが足りなくなりがちです。

サチュレーターを使うことでトラックに豊かさや深みが加わり、より生き生きとしたサウンドを作ることができるようになります。サチュレーターは声や低音などを太くするのにも使われるため、ポップスからフロアミュージックまで幅広いジャンルで使用されています。

ミックスが格段に良くするサチュレーターの使い方

DTMのデジタル感を消す

サチュレーターの多くは、実機のアナログ機材を再現したものです。高価でほとんど手に入らない人気のアナログ機材で録音した質感が、プラグインとして簡単にDTMでシミュレーションできます。

例えばアナログのリールテープのプラグインを使う場合を例に考えてみましょう。実際のアナログ録音では、各トラックをテープへ録音した後、マスターテープへミックスダウンします。

DTM上でも、各トラックへテーププラグインを使った後、マスタートラックにも使うことで、より忠実なアナログ録音へ近づけることができます。こうした設定を前提にしたコンソール系のサチュレーターもありますが、実際ここまでする必要はなく、厚みや暖かさ、物足りなさを感じる部分に適量のサチュレーターを追加していくことで充分にミックスのクオリティが上がります。

ベースとなるミックスの基礎もしっかりおさえておきましょう
  • サチュレーター:各トラックにも、マスタートラックにも
  • おすすめの設定:ギリギリ歪まないくらい

ボーカルや低音に自然な厚みを出す

サチュレーターを使うことで、トラックに倍音成分が付加されます。そのためボーカルに使うと音に厚みが生まれて存在感を出すことが可能です。

またサチュレーターは、より深くかけることで音を飽和させて(歪ませて)太さを出すこともできます。そのためキックやベースなどの低音域に対して少し強めに使うと、音を自然に厚くすることも可能です。

ただし低音同士は音が集中しすぎてミックスの際にマスタートラック自体が飽和してしまいがちなので、サチュレーターの後でダッキングをして音域を整理しておく必要があります。

ボーカルが埋もれて聞こえない時にも有効なダッキング
  • サチュレーター:ボーカル、キック、ベース
  • おすすめの設定:やや歪むくらいの少し強めの設定

グルー効果でトラック同士を自然にまとめる

マスタートラックや、複数のトラックをまとめたバストラックにサチュレーターを使うことで、トラック同士を自然にくっつけるグルー効果を得ることができます。これは通常バスコンプを使って行いますが、サチュレーターでも代用は可能です。

バスコンプもサチュレーター同様にミックスが格段に良くなるプラグイン

ただしサチュレーターを使う場合、バスコンプと異なり倍音や歪みがしっかり乗ってくるので、特に音圧の強い音域は歪んでしまう場合があります。歪まないように程度に薄くかけるのがポイントです。

  • サチュレーター:マスタートラック・ドラムバス・ボーカルバスに使う
  • おすすめの設定:歪みがわからない程度に薄くかける。

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それぞれのテープごとに独自の音の変化があり、ミックス時のキックやベースのローエンドを温かく厚みを出したり、マスタートラックを自然にグルーすることもできます。

全体的にとても自然で上品な質感が得られるStuder A800 Tape Recorderですが、Inputを大きくすることでファズのような激しい歪みも作ることができます。

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5種類のモードはそれぞれ下記の特色を持つサチュレーターです。

  • Solid: 1970年代初頭の手作りソリッドステートコンポーネントに着想を得た。ミックスに定義と分離を加え、ボーカルやドラムなどに効果的。
  • Transf: アメリカ製コンソールのトランスフォーマーサウンドに着想。アナログミキシング時代の特徴的なローエンドトーンを提供。フルミックス、キック、ベーストラックに適している。
  • Master: マスタリング/バス用途に特化したディストーション。トランジェントを保持しつつ、マスターバスにアナログタッチを加える。穏やかなサチュレーションから強いキャラクターまで。
  • Tube: 1960年代半ばのヴィンテージ機器に見られるブティックチューブ回路に着想。温かみのあるチューブサウンドを提供し、ベースやギタートーンに適している。
  • Modern: 現代の英国製オールバルブディストーションボックスに着想。暖かさとパンチを即座に加える。

キック、ベース、ギター、ボーカルなどのサチュレーションが必要なあらゆるトラックから、マスタートラックにも使うことができます。

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気になる方はぜひこの機会にチェックしてみてください。

Softube Harmonicsの詳細

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はDTMにおいて温かみや厚みを加えるサチュレーターについてご紹介しました。

サチュレーターをゲットして、ミックスのクオリティをどんどん上げましょう!

ではまた次回!

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