多機能エフェクトプラグイン・ShaperBox 3 Bundleをレビュー
最終更新日:2024/11/01
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ShaperBox 3は、高機能な11種類のエフェクトとオシロスコープが搭載されているマルチエフェクトプラグイン。 トラックのスピードや、歪み具合、リバーブのかかり方などを描画可能なLFOを使って操作可能。120種類以上のリバーブやノイズ、20種類のフィルターなど、コスパも最高のプラグイン。
早速みていきましょう!
目次
ShaperBox 3とは?
まずはざっくり説明!ShaperBox 3ってどんなプラグイン?
ShaperBox 3は、高機能な11種類のエフェクトとオシロスコープが搭載されているマルチエフェクトプラグイン。
トラックのスピードや、歪み具合、リバーブのかかり方などを描画可能なLFOを使って操作可能。
サウンドデザインからミックスまで幅広いシーンで役立つこと間違いなしのShaperBox 3。
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ShaperBox 3の詳細はこちらShaperBox 3の主な特徴
強力な11種類のエフェクト
ShaperBox 3にはコンプを含めると11種類の強力なエフェクトが搭載されています。
Volume、Pan、Width、Crusher(ビットクラッシャー)、Compressor、オシレーター以外に特徴的なFXが下記の6種類。
- Time: 時間のスピードを変えたり逆再生、テープストップなど
- DRIVE: Soft Clip、Sine Foldなど12種類の歪み
- Noise: ブラウンノイズやレコードノイズの他に、ハットのサウンドなど120種類以上
- Filter: ベーシックなLP/HPを含む20種類のフィルター
- Liquid: フランジャーとフェイザー
- Reverb: Hall /Room/Plate/Springを含む120種類以上
リバーブ単体でも120種類以上が搭載という、かなりコスパの良いShaperBox 3。
自由自在に描画できるLFO
ShaperBox 3の特徴的な機能が、描画できるLFO。
どのタイミングでどのくらい歪ませるか、リバーブのWETをどういう具合に減衰させるかなどを自由自在に指定することができます。
なお、54種類のテンプレ波形からスタートして自分好みにカスタマイズも可能◎
シーンに合わせた豊富なプリセット
ダッキングやディストーションなど、シーンに合わせたプリセットが豊富に含まれるShaperBox 3。
単体ではなく、11種類のFXが搭載されているからこそ実現可能な複雑な効果を、すぐにトラックにインサートすることができます。
ShaperBox 3を実際に使ってみた!レビュー
実際にShaperBox 3を使ってみたので、簡単にレビューをしたいと思います。
LFOの描画はかなりスムーズで、思い通りの曲線/直線を簡単に描くことができます。54種類もあるテンプレのLFOでは、逆に手描きだと大変そうな複雑な曲線などが含まれていて便利です。
それぞれのFXが単品のプラグインとして販売されているだけあって、ShaperBox 3のFXはどれもかなり高品質。
特に衝撃を受けたのはリバーブの種類の豊富さです。
かなり質感の違うリバーブが搭載されているので、ボーカル、ギター、ドラムセットなどあらゆるトラックに対応できます。
さらに通常のリバーブにはできない描画可能なLFOを使ったコントールができるので、リバーブ系のプラグインを探している方はおすすめです。
他にもTimeShaperは、個人的に以前から気になっていた機能の一つでしたが、同時に搭載されているフィルターがとても考えられた組み合わせだと感じました。
タイムストレッチをすると極端に低音・または高音が事故的に出てしまう可能性があるので、そういったリスクをこのEQフィルターセクションで回避することができます。
11種類のFXにはそれぞれこのEQフィルターがついているので、全てのセクションで独立して音域調整することができます。
DTMのエフェクト全てをいじれるのではないだろうか、というボリュームで相当コスパの良いプラグイン。
かなり使い所は多いので、気になる方はぜひこの機会にチェックしてみてください!
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