【おすすめ】5種類のサチュレーターを搭載・Decapitatorをレビュー
最終更新日:2024/10/30
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目次
Soundtoys Decapitatorでサチュレーションをゲット!
初心者から玄人までおすすめのサチュレーター
おすすめのサチュレーター7選の中でも紹介した、SoundtoysのサチュレーターDecapitator。
ミックスに使う自然なサチュレーションから、激しくも温かみのあるアナログ歪みまで幅広い音作りができるDecapitator。初心者から玄人までおすすめのサチュレーターを今回はレビューしていきます。
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人気モデルから抽出した、5種類の高品質なサチュレーション
真空管やテープなど、5種類のアナログ機材を再現
Decapitatorに搭載される5つのスタイルは、それぞれ超人気のアナログ機材の再現を切り替えるスイッチ。
A~Pまで、それぞれの特徴は下記の通り。
- Aスタイル: Ampex 350のテープドライブプリアンプ。滑らかなチューブの歪みが特徴です。テープ系サチュレーションはキックやベースを分厚くします。
- Eスタイル: Chandler®/EMI® TG®チャンネルミキシングコンソール。低音が力強く、高音が滑らかで空気感のある光沢。マイクプリアンプ、DI、EQとしても優れた特性。
- Nスタイル: Neve® 1057入力チャンネル。ギターに使用すると独特のサウンド。重厚でしっかりとした低音と集中的な中音域が特徴。
- Tスタイル: Thermionic Culture® Culture Vulture®のトリオード設定。ドラム、ボーカル、キーボードなどに温かいパンチ、音を汚すのにも最適。
- Pスタイル: Thermionic Culture® Culture Vulture®のペントード設定。ギターアンプなどに使われる真空管に過入力したような歪みが特徴。
トーン調整やフィルター、激しい歪みも作れる
1台で幅広いシーンに対応できるDecapitator。左上のPunishスイッチをONで過激な歪み。
さらに高音域をオープンにしたブラントサウンドや、こもらせてダークな雰囲気にすることもできます。
実際にDecapitatorを808キックに使ったのが下記の動画。かなり歪むことがわかっていただけると思います。
ミックスでボーカルなどに温かみを加えるのにも
Decapitatorはミックス時の軽めサチュレーターとして使うことも、もちろん可能。
ただし、Driveメモリは1~2くらいの非常に軽めにしておくのがポイント。実はDecapitatorは、Drive0でもサチュレーションを付加しています。
多くのサチュレーターが、「もう少し歪んでくれたらなあ」というポイントがある中、Decapitatorは原形を留めないほど歪ませることも可能。
メモリが4を超えるあたりから目立って歪むので、ミックスでの自然な不可は3以下くらいを目安に使うと良いでしょう。
とにかく幅広い音作りができるDecapitator。
はじめてのサチュレーターにもおすすめです!